【鈴木萌写真展「底翳SOKOHI」関連イベント】見える人・見えない人・見えにくい人:相互鑑賞ワークショップ

緑内障によりだんだんと目が見えにくくなっている父を主題に表現した、鈴木萌写真展「底翳SOKOHI」開催に伴い、視覚に障害がある人・ない人が対話の中で共に作品を鑑賞するワークショップを開催します。

作品制作の中で作者が最も困難な表現と感じたのは「視覚に障害がある人はどのように世界を見ているのか」という点でした。作品鑑賞を通して見える人も見えない人も共に伝え合う中で、普段だと「障害がある・ない、目が見える・見えない」と一言で終始してしまいそうなお互いの立場を、一歩踏み込んで想像したり感じたりする時間を目指します。

当日のワークショップはアートコミュニケータ・大川よしえのガイドのもと、見える人・見えない人・見えにくい人が小さなグループに分かれて一緒に作品鑑賞します。

【日時】2020年12月19日(土)13:30-15:30
【場所】集合:すみだ生涯学習センター「ユートリヤ」A棟・創作活動室I

【ワークショップの流れ】
すみだ生涯学習センター「ユートリヤ」集合

隣接するReminders Photography Stronghold ギャラリーに移動。写真展を鑑賞。(写真展は見る・触る・聞く要素で鑑賞できる作品から構成されています)

すみだ生涯学習センター「ユートリヤ」で、作家を囲んでシェアリング

【定員】
見える人:6名
視覚に障害のある人:3名
申込みは先着順で、定員になり次第受付を終了いたします。

【参加費】
一人1000円(小さな作品ギフトつき)、
ご入金方法:銀行振り込みまたはPaypay
※参加申込後、1週間以内にお振込ください。入金が確認できない場合は自動的にキャンセルとなります。

【参加方法】
参加を希望される方、以下詳細をメールまたは電話にてご連絡ください。
①お名前
②メールアドレスなど連絡先
③視覚の障害の有無
④コメント(最寄駅で待ち合わせ希望 、ガイドヘルパー同行など)
メール:sokohi.workshop@gmail.com
電話(夜間のみ〜22:00):080 5879 9411

【その他】
視覚に障害のある方で、当日会場までのガイドが必要な方は最寄り駅でスタッフが待ち合わせします。
申し込み時にお伝えください。
当日は感染症対策(手洗い、アルコール消毒、換気など)を行った上で開催致します。マスクの着用をお願いいたします。発熱など万が一体調に不安がある場合は、事前にご連絡ください。

[ファシリテーター紹介]
大川よしえ:アートコミュニケータ。人と人の出会いや繋がりの面白さ、そこから生まれるあたたかさに魅かれ、アートを介した対話の場を企画。現在tuesday、ヨリミチミュージアム、アートコミュニケータ東京などでも活動。

[作家紹介]
鈴木萌:写真、イラスト、製本などを組み合わせながら表現するアーティスト。2019年より、緑内障により視覚を失いつつある父を表現する本プロジェクトに取り組み、写真集として今年10月に「底翳 SOKOHI」を刊行。