4/27 7PM:写真家と写真集をレビューする日:アーティスト・ブックの制作からブックアワード受賞候補作品へ

※開催地はRPS京都分室パプロルです!

藤井ヨシカツ写真展「凪」期間中最後のイベントとして、RPS京都分室パプロル トークイベント「写真家と写真集をレビューする日:ダミーブックの制作からブックアワード受賞候補作品へ」を開催いたします。

現在、RPS京都分室パプロルで写真展開催中の藤井ヨシカツのアーティスト・ブック「凪」。そして5月3日から写真展開催を控える鈴木萌のアーティスト・ブック「Aabuku」が、奇しくも共に「Dummy Award 2024」最終候補作品に選ばれました。
それを記念し、RPS京都分室パプロルでトークイベントを開催いたします。

「Dummy Award」とは、2010年に始まったカッセルダミーアワードが、ケルンのPhotoBook Museumと共催し、2023年に「Dummy Award」として装いを新たにした写真集ダミーブックのアワードです。2024年は世界中から応募された420作品より、51作品が審査員によって最終選考作品(ショートリスト)として選出されました。最終選考作品は、世界各地で巡回展が開催され、審査員による投票に加えて、各展示会場での一般投票やキュレーターによる投票が行われます。こうした総合的な結果から最終的に5作品の入賞作品が選ばれ、そのうちの1冊にPBM/MAS賞が授与されます。PBM/MAS受賞作品はPhotoBook Museumの協力のもと写真集制作で知られるトルコの印刷会社MAS Matbaaによって制作・出版される予定です。また、他の入賞4冊にもMAS Matbaaでの印刷費用25%が制作費として支給されます。2023年10月には、東京のReminders Photography StrongholdとRPS京都分室パプロルでもDummy Award 2023の巡回展が開催され、当ギャラリーとも縁の深いアワードとなっています。

©︎RPS京都分室パプロル / Dummy Award 2023

本イベントは、2人がどのような試行錯誤、紆余曲折を経てそれぞれのアーティスト・ブックの完成に辿り着いたのかを語ります。Dummy Award以外にも様々な写真集賞へのノミネートや受賞実績がある藤井、鈴木の両名より多様な経験談を聴くことのできる貴重な機会となります。
当日は残りわずかとなった両者のアーティスト・ブックの販売も予定しております。多くの方々のご参加をお待ちしております。

©︎Yoshikatsu Fujii / Nagi

©︎Moe Suzuki/ Aabuku

RPS京都分室パプロル トークイベント「写真家と写真集をレビューする日:アーティスト・ブックの制作からブックアワード受賞候補作品へ」
日時: 2024年4月27日(土)19時から
会場: RPS京都分室パプロル
京都市上京区老松町603
https://goo.gl/maps/1V5XyJ4kfuDk91F87
最寄りのバス停:上七軒、または千本今出川
問い合わせ先: paperoles@reminders-project.org
スピーカー:
藤井ヨシカツ
鈴木萌
司会進行: 後藤由美(RPS京都分室パプロルキュレーター)

※当日会場では藤井ヨシカツ写真展「凪」を開催しています。
藤井ヨシカツ 写真展「凪」
◎会期:2024年4月13日(土)〜28日(日)
13:00~19:00 会期中無休、入場無料


作家プロフィール:
藤井ヨシカツ
写真を表現媒体としたビジュアル・ストーリーテラー。記憶、家族、事件や歴史をテーマとした長期プロジェクトに取り組んでいる。
少部数限定の手製本による写真集を主な発表媒体とし、2014年パリフォト・アパチャー財団写真集賞ノミネート、2015年Self Publishing PHOTOLUX Award受賞、2018年The Anamorphosis Prize受賞。ニューヨーク近代美術館(MoMA)図書館やヴィクトリア&アルバート博物館をはじめ、各国の美術館や大学図書館に作品が収蔵されている。
2015年に故郷の広島に拠点を移して以降は、被爆3世である自身の視点から広島と戦争の歴史をテーマとして制作を行っている。
作品は、チョビメラ国際フォトフェスティバル(バングラデシュ, 2017年)、ジメイ・アルル国際フォトフェスティバル「Phantom Pain Clinic」 (中国, 2017年)、ブレダ・フォトフェスティバル「To Infinity and Beyond」(オランダ, 2018年)、PHOTO2021「Not standing still: new approaches in documentary photography」(オーストラリア, 2021年)、KG+SELECT (日本, 2021年)、永春堂美術館「Lived Happily Ever After」(台湾, 2022年) などで展示された。
https://www.yoshikatsufujii.com
https://www.instagram.com/yoshikatsufujii/

鈴木萌
東京都出身。London College of Communicationで写真を学び、2011年帰国。独学で製本技術を学び、ビジュアル・アーティストとしての活動を開始。主な媒体となる写真を軸に、アーカイブ、イラスト、リサーチ、映像などを織り交ぜ、本やインスタレーションの形で物語を表現する。時間の経過、環境の変化、障害、コミュニティ内の人間関係などに伴って変容していく記憶や風景をテーマに「底翳」「Today’s Island dismantling」などを制作。前作「底翳」は東京、京都、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、北アイルランド、フランスなど世界各地で展示され、同タイトル写真集はLuma Rencontres Dummy Book Award 2021を始めとする世界のダミーブック賞に入選・受賞経験を持つ。
https://www.banyan-b-i.com/projects
https://www.instagram.com/moesuzuki.bbi/