鈴木萌写真展「Aabuku」関連トークイベント 「見えない汚染を伝える 〜沖縄と東京から〜」2/18 14:00- ゲスト:松島京太(東京新聞社会部記者)

Reminders Photography Strongholdでの鈴木萌写真展「Aabuku」開催にあたり、作品の主題となっている環境問題、PFAS汚染問題に関するトークイベントを開催いたします。
目に見えない化学物質による汚染、そして立ち入ることができない汚染源(米軍基地)をどのように視覚的に人々に伝えるのか、「Aabuku」で写真、インタビュー、資料などを織り合わせ沖縄の汚染について表現した作家、鈴木萌が、同じく東京多摩地域における横田基地由来の汚染を追い続ける東京新聞記者の松島京太氏をゲストに迎えトークを展開します。

トークでは最初に、松島氏と鈴木が沖縄と東京でのそれぞれの汚染の実態を紹介。その後新聞記者、アーティストというそれぞれの立場から、どのようにこの問題を取材し伝えてきたかを対談形式で語る予定です。この汚染問題、背後にある米軍基地問題について知る機会としてはもちろん、収集したデータなどをどのように視覚言語化するか、ジャーナリストやアーティストとしての役割についても、異なる立場を超えて話す貴重な機会となります。トーク終了後には、会場に隣接するギャラリーにて作家鈴木による展示ツアーも予定されています。あわせてご参加ください。

 

【鈴木萌写真展「Aabuku」関連トークイベント:「見えない汚染を伝える / 沖縄と東京から」2/18 14:00-】
ゲスト:松島京太 / 進行:鈴木萌

◎日時:2024年2月18日(日)14:00-16:00
トーク終了後、写真展のギャラリーツアーを開催します。参加ご希望の方はトーク終了後、案内にしたがって移動してください。

◎場所:
【トークイベント】すみだ生涯学習センターユートリヤ 3F 視聴覚室
東京都墨田区東向島2-38-7(東武スカイツリーライン曳舟駅より徒歩5分 / 京成線京成曳舟駅より徒歩6分)

【トーク後展示ツアー】Reminders Photography Stronghold ギャラリー※すみだ生涯学習センターユートリヤ隣
東京都墨田区東向島2-38-5(東武スカイツリーライン曳舟駅より徒歩5分 / 京成線京成曳舟駅より徒歩6分)

◎こちらのフォームからお申し込みください。https://forms.gle/1qPDvhFBKb7KTYWEA

◎トーク後、隣接するギャラリーにて資料代としてお一人100円いただきますので、ご協力お願いいたします。

◎イベント、展示に関するお問い合わせ:event@reminders-project.org

登壇者プロフィール

<松島京太>
東京新聞社会部記者。1992年生まれ、川崎市出身。2017年に慶応義塾大文学部卒業後、中日新聞社に入社。浜松と名古屋での勤務を経て、2022年8月から立川支局で米軍横田基地や周辺自治体、環境省などの取材を担当。東京新聞のキャンペーン企画「PFASを追う」で、主に東京・多摩地域におけるPFAS汚染実態や汚染源として疑われている横田基地に関する記事を数多く執筆。学生時代はSEALDsで選書班リーダーを務めた。

 

 

 

 


<鈴木萌>
東京都出身。London College of Communicationで写真を学び、2011年帰国。主な媒体となる写真を軸に、アーカイブ、イラスト、リサーチ、映像などを織り交ぜ、本やインスタレーションの形で表現する。時間の経過、環境の変化、障害、コミュニティ内の人間関係などに伴い変容していく記憶や風景をテーマに「底翳」「Today’s Island dismantling」などを制作。作品は世界各地で展示され、写真集「底翳」はLuma Rencontres Dummy Book Award 2021を受賞、MOMAが選ぶ2022年のベスト写真集にも選出されている。沖縄に住む家族を介して知ることとなったPFAS汚染問題をテーマに、新作「Aabuku」を制作した。

 

井戸水検査をする松永記者 (相模原市)©︎東京新聞

Blood Samples, Aabuku ©︎Moe Suzuki

Tap Water, Aabuku ©︎Moe Suzuki