第二回:2013年版見る機会

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「見る機会」はかつてRPSが根無し草だった頃に、都内で場所を借りながら不定期で開催していたイベントです。先日イランから招聘して開催したMajid Saeediのワークショップで、一日2時間は人の写真を見ること、というアドバイスがあったこともあり、この会が復活。第一回にバングラデシュの写真家Munem Wasifをゲストに8月の第一回目は好評のうちに終了しました。
第一回目のリンク集をこちらにまとめています。
2013年版見る機会 第一回ゲストキュレーター:ムネム・ワシフ【会で取り上げられたリンク集】

この機会を皮切りに、不定期で(少なくとも月1回)写真家の仕事を見る機会を開催します。
また、毎回外からゲストキュレーターを招きます。とは言え、本職という意味ではありません。みなさんもキュレーターになった気持ちで5リンクを持ち寄って下さいませ。第二回目のゲストキュレーターはイタリアの写真家で東京拠点のパオロ・パトリッチ氏です。9/7は実際本人が会場に5つのリンク持参で来てくれますので、お楽しみに。
ゲストのパオロ氏はドキュメンタリー写真家として、伝統と現代、急速的に変化する経済成長のなかで切り離されていく文化にたいする矛盾、政治的、社会的問題を潜在的なテーマとしてストーリーに取り組んでいます。
ロンドンでアシスタントとして写真家の修行をし、英雑誌やデザイングループのアサイメントをしながら、彼自身の個人的なプロジェクトにも取り組むようになります。現在では、世界の主要な雑誌や機関への寄稿や展示をし、数々の賞を受賞しています。Association of Photographers of London, The John Kobal Portrait Award, The Lens Culture International Exposure Awards, The World Press Photo, The Sony World Photography Awards, The Anthropographia Award for Human Rights, The Taylor Wessing Portrait Prize, POY internationalなど。 

Paolo Patrizi photo courtesy of ©Maika Elan

Paolo Patrizi photo courtesy of ©Maika Elan

さて、参加する方は
①この会までに気になった写真家の仕事を最低でも5件、リンクURLとともにお持ち下さい。※何についての作品なのかも可能な限り理解してお持ち下さい。
②気になった理由とその写真家の作品についての自分なりの解釈(自分だったらこうしてただろうとか、今後の自分のプロジェクトにこういう部分を発展させて取り入れて行こう)など。
今後、みなさんからの反応と提案で随時準備して頂くものを補足していきます。

会ではプロジェクターにパソコンを繋いで壁に投影して見て行きますので、リンクと理由だけお持ち頂ければ特に用意するものは必要ありません。※参加者の方々から出されたリンクと理由はフェースブックページなどでご紹介することがあります。例:2013年版見る機会 第一回ゲストキュレーター:ムネム・ワシフ【会で取り上げられたリンク集】

◎リンクを持ち寄る方は必ず事前に5つのリンクと理由を書いてメールでご連絡下さい。(当日の進行をスムーズにするためにお願いするものです)
stronghold@reminders-project.org
まで事前に連絡下さい。
※見学歓迎です。当日の飛び込みリンク紹介も歓迎です。※第一回目も関連して、用意されたリンク以外が何件か紹介されました。

会期:2013年9月7日(午後3時〜終了まで)
会場:reminders photography strongholdギャラリー
参加費:500円(RPSメンバーは無料)※エアコン電気代、ソフトドリンク代のカンパとお考え下さい。
ゲストキュレーター:パオロ・パトリッチ
司会進行:RPS後藤由美

みなで意見の交換をする場を持ち、有意義な時間を作っていきたいと思います。