10/8 午後1時〜雑誌「NC」に作品をピッチする日「NC5号に掲載される機会を掴もう!」

Reminders Photography Strongholdでは海外のキュレーター、編集者、ギャラリー、アーティストとのネットワークを最大限に活用し、様々なコラボレーション企画を実践しています。

10月8日に開催予定企画は、インディペンデントマガジン『NEUTRAL COLORS』の5号「言語特集」への掲載をかけた公開ピッチです。事前審査を経て選ばれた参加者の方々は、編集部より加藤直徳、アートディレクターの加納大輔、RPSキュレーターの後藤由美、そして会場の聴衆の前で作品ピッチを行っていただきます。印刷まで手掛けるかつてない「雑誌」に、あなたの作品を発表する機会を狙ってみませんか?作品のテーマなどは下記を参考にしてください。(※参加応募はすでに締め切られました。応募方法も下記参照)ぜひ多くの作家の方々の挑戦をお待ちしております。
また、本イベントはRPSギャラリーにて開催される公開イベントです。掲載チャンスを賭けたピッチを見学したい、という観客の皆様のご参加もあわせてお待ちしております。

©NEUTRAL COLORS / 4号

作品テーマについて:  

特集「言語」に合わせて「個人的な」テーマを発表してください。なぜ「言語」なのかと言いますと、父親が70歳を超えてから韓国に単身留学し、韓国語を覚えたことに感嘆した経験からです。年をとってから言語を習得するモチベーションについて、父親との打ち解けられない関係を超えて韓国を一緒に旅すれば、言語習得の理由がつかめるのではないかと考えました。また昨年ベルリンのブックフェアMISREADに参加した際、まったく英語が話せず、コンセプトが伝えられなかった経験から、言語について考察する必要性を感じました。このように、NEUTRAL COLORSが扱いたいテーマは個人的かつ切実なもので、必ずしも社会性を帯びている必要はありません。よれよりもあなた自身の物語を聞かせてください。

公開ピッチへの参加を希望される方は、作品をまとめたポートフォリオ、またはフォトブックダミー等を持参、与えられた20分という時間内で作品をプレゼンして頂きます。プロジェクターは使用しないため、机上でプレゼンテーションが出来る状態のものをご用意下さい。プレゼンテーションの形式は自由です。9月10日に締め切られる事前審査に応募された方の中から、5名程度の公開ピッチ参加者を決定。さらに公開ピッチ参加者のうちの1名の方の作品がNEUTRAL COLORS第5号(2024年6月発売)に掲載されます。


<10/8 午後1時〜雑誌「NC」に作品をピッチする日「NC5号に掲載される機会を掴もう!」>
◉日時:2023年10月8日(日)午後1時頃〜4時頃まで
※延長の可能性あり、ピッチされる方、見学される方、いずれも開始から終了まで(時間延長の場合でも)ご参加いただくことを前提にご来場ください。
※こちらのイベントのネット配信はありません。公開ピッチの見学をご希望の方は直接会場にお越しください。見学の事前の予約は必要ありません。

◉会場:REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD
東京都墨田区東向島2-38-5
◉ゲスト審査員:加藤直徳・加納大輔
◉参加費:無料(ピッチ参加への応募申し込み、見学ともに無料のイベントとなります。)
◉作品テーマ:特集「言語」に合わせて「個人的な」テーマ ※上記参照
◉ピッチへの参加者:5名程度
◉応募締め切り:2023年9月10日 23時59分 ※すでに応募は締め切られました。
◉応募フォーム:
※フォームが機能しない、応募したのに48時間経過しても連絡がない場合は添付なしのメールでこちらまでご連絡ください。event@reminders-project.org

©NEUTRAL COLORS

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<プロフィール>加藤直徳(かとう・なおのり)
編集者。出版社、編集プロダクション、デザイン事務所それぞれで『NEUTRAL』『TRANSIT』『ATLANTIS』を創刊。一貫して雑誌の編集にこだわりを持つ。2019年より一人出版社「NEUTRAL COLORS」を開始。リソグラフ、シルクスクリーンなど、印刷に手作業を組み込んで本をつくる。2021年に雑誌NEUTRAL COLORSを創刊し現在まで4号までを発行。NEUTRAL COLORSとは、出版社名であり、少人数で工房を共有し必要に応じて集まってつくることができる開かれたスペース名でもある。印刷製本のアジールのような場所を目指している。

<NEUTRAL COLORSについて>
NEUTRAL COLORSとは、独立した出版社であり、発行する雑誌であり、印刷製本所の名前でもあります。3つは有機的につながります。NEUTRAL COLORSの出版スタイルは、少人数が集まって印刷、製本、流通までを一貫して行うもの。廃棄を前提とした大量商業印刷と少部数のインディペンデントの中間(雑誌で5000部/書籍やアートブックで300〜1000部ほど)、経済的に持続可能な中規模出版モデルを目指します。印刷製本所“NEUTRAL COLORS”は、少人数で機材を共有し、必要に応じて集まって本をつくるための場所です。リソグラフ、製本機、断裁機、折り機、丁合機など、印刷製本ができる機材が揃っており、NEUTRAL COLORSの出版物もここで生まれます。そしてこの場所は、本の製作という実務的な役割だけのためには存在していません。デザインや編集のアイディアを積層させ続ける研究室であり、制作方法や販売手段をオープンにするフリーポートのような場所として機能します。https://neutral-colors.com/