RPSインデザイン、製本実践的ワークショップ(定員に達しましたので応募を締め切ります)
※定員に達しましたので応募を締め切ります
写真集制作ワークショップやマスタークラスに関してお問い合わせを頂くことがよくあります。
通常、写真集制作ワークショップではプリントした写真素材等を使い、そこから編集し並びを作っていきます。
その次にインデザイン(アドビシステムズのDTPソフトウェア)を使って実際の仕上がりサイズを想定してレイアウト、出力、製本となり、更に内容やコンセプトを充実、発展させ、その作業を繰り返し、最終的に紙の選定や製本、完成まで、発展する内容との関係性を見極め詰めていきますが、より技術的な過程に興味があるという方も多々おられる様です。そういう反響を受け、今回はインデザインと製本のみに焦点をあてたワークショップを開催することとなりました。
インデザインも製本も、使い方や綴じ方の基礎を知っていれば自分の作品に応用させ、同じ道具と方法を使って完成形を独自のものにすることが可能になります。
今回は写真集制作に必要なインデザインを使った技術的な部分、そして最終工程である製本に特化したワークショップとなります。インデザインワークショップを受けられる方は、ご自身の写真素材をお持ちになって作業が行えます。
製本ワークショップも受けられるという方は、実際にインデザインから出力したものをそのまま製本ワークショップの製本にお使い頂くことが出来ます。
製本ワークショップのみ受講される方は、白紙で練習していきますので、今は作品がない、製本だけを学んでみたいという方でもご参加になれます。
写真集制作ワークショップやマスタークラスでも求められるスキルですので、将来的に参加を考えている方も是非ご検討下さい。
※ページ下方にお申し込みフォームがございます。そちらからお申し込みをお願い致します。
◎日時:2020年4月4日(土)、5(日) 10:00~18:00 (延長が予想されます)
4月4日(土):インデザインワークショップ
4月5日(日):製本ワークショップ
を行います。どちらかのみの受講、または2ワークショップを連日受講(割引あり)を選択して頂けます。
◎参加費 : 11,000円(どちらか一ワークショップ、消費税込み)7.700円(RPS会員、消費税込み)
19,800円(2ワークショップ、消費税込み)15,400円(RPS会員、消費税込み)
※参加費以外に印刷、製本に使う紙、道具類は参加者様の実費ご負担となります。あらかじめご了承ください。下記ご用意頂くものを目安としてご参照下さい。
◎場所 : Reminders Photography Stronghold 東京都墨田区東向島2-38-5
◎講師 : 渡部周(インデザイン)、鈴木萌(製本)
※講師プロフィールはページ下にあります。
◎締め切り:2020年3月20日(但し先着順のため、定員に達した時点で締め切ります)
◎定員:10名程度 ※定員に達しましたので応募を締め切ります、キャンセルが出ましたら、また応募を再開することがございます。よろしくおねがいします。
※参加の確定は先着順となり、参加費をお収めいただいた時点での確定となります。
※参加お申込みのタイミングが重なる様な場合、4月4日と5日の2ワークショプを受けられる方を優先で参加確定となります。予めご了承下さい。
先着順での参加決定となりますため、必ず申し込み時に内容を確認し、スケジュールに無理がなく参加費をご準備することが可能かどうか判断をした上でお申し込みをお願いします。尚、一旦、参加決定された方のキャンセル、参加費の払い戻し等には一切応じられません。
◎内容 ※今回のワークショップで学べる参考例が下方にスクロールして頂ければご覧いただけます。
【インデザインワークショップ】
内容:〈1〉InDesignの基本的な使い方(ページ設定/写真・文字のレイアウト方法)。
〈2〉パンフレット綴じ/複数の折丁があるかがり綴じ/和綴じ など、異なる製本方式ごとのデータの作り方
〈3〉製本方式ごとのプリントアウト方法
※それぞれに個々の作品にたいする編集やレイアウト、デザイン等を講師は指導しません。技術的に写真や文字の置き方などを取得してから、ワークショップ内で各自自由にレイアウト、デザインをし出力用データを作っていただきます。
また、今回はサイズ、用紙は便宜上、統一、こちらで準備したものをお使い頂きます(印刷代、紙代実費)。
【用意していただくもの】
- Adobe InDesignがインストールされたノートパソコン
※ご自身のノートパソコンのご準備が出来ない方はご参加いただけません。
※無料の体験版でも問題ありませんが、体験版の利用期間は7日間なのでワークショップ前日にダウンロード&インストールするようにしてください。体験版は以下のURLからダウンロードする事ができます。
https://www.adobe.com/jp/products/indesign/free-trial-download.html
- レイアウトに使用したい写真のデータ(50~80点程度)
※使用する写真の点数は綴じ方によって変わるので、多めに用意してください。
※RAWデータはそのままではInDesignに配置出来ないので使用する写真は出来るだけPSD/TIFF/JPGなどに変換しておいてください。
また、インデザイン以外で加工が必要になるレイアウトやデザインは時間の都合上、省略して頂くことをお願いする場合があります。基礎だけを学び、後日ご自分で応用して制作を楽しんで下さい。
- 30cm定規
- カッターナイフ
- A4~A3大のカッターマット
- 筆記用具
- 電卓(必須ではありませんがあると便利です)
A3の試作用に適した厚めの上質紙をご用意します。当日実費でお支払い頂きます。(仕上がりはA4サイズやや小さめになります。
【製本ワークショップ】
◎内容 ※今回のワークショップで学ぶ製本例が下方にスクロールして頂ければご覧いただけます。
パンフレット綴じ・和綴じ・かがり綴じ+ハードカバー(かがった背部分が見えているオープンスパインタイプ)
インデザインワークショップに参加された方はワークショップで出力した本文を(製本ワークショップのみの参加される方は無地の紙を使用)、パンフレット綴じ・和綴じ・かがり綴じの3つの手法で糸綴じします。さらにかがり綴じをしたものには、ボール紙で裏表の表紙を作成し、背部分が見えるオープンスパインタイプのハードカバーで仕上げます。
【用意していただくもの】
- 製本用綴じ針(丸針)1本
- 目打ち
- A4の板(MDF板やシナベニヤなど)2枚
- 目玉クリップ(大)4つ
- 30cm定規
- カッターナイフ (大)
- ハサミ
- ホビー用刷毛(豚毛など)
- A4〜A3大のカッターマット
- おてふき用タオルや濡れティッシュなど
- 筆記用具(鉛筆シャープペンなど消せるものがあると◎)
- カーブ針
- 綴じ糸
【ワークショップ当日に実費で購入していただくもの】
- ボール紙
- A3上質紙(製本ワークショップのみ参加される方は無地の紙で製本を学びます)
- 表紙、見返し用紙(製本ワークショップのみ参加される方は無地の紙で製本を学びます)
インデザイン 講師プロフィール | 渡部周
グラフィックデザイナー。企業や教育機関のパンフレット、写真展の告知物デザインなどを手がける傍ら、専門学校でビジュアルコミュニケーションの講師を務める。自身も写真集制作のプロジェクトに取り組んでいる。
製本 講師プロフィール | 鈴木萌
本の表現の可能性を探りながら作品を制作するブックアーティスト。自らのアートブック制作の傍、写真家、版画家など様々なジャンルに渡る国内外のアーティストのアートブックのコンサルティング・デザイン・制作も手がける。
http://banyan-b-i.com