3/30午後7時から：野村幹太 写真集およびプリント制作進捗報告会

現在開催中の野村幹太 写真展「吉田寮学生寄宿舎史」にて最終日の前日3月30日（土）にクロージングイベントを開催いたします。

本イベントは現在鋭意作成中の野村幹太 写真集と限定プリントについての制作進捗報告会となります。

2018年3月に開催された実験的アトラスラボワークショップ「AKINA BOOKSワークショップ：静と動～映画的な編集とダミーブック～」に参加して以来、写真集完成に向けてダミーブックの制作を続けてきた野村幹太。写真展会期中にも京都の吉田寮と東京の会場を行き来しながら制作に勤しんできました。写真展会場で出会う皆さまとの交流の中でも更なる発見があったことと思います。
ダミーブックの制作が14冊目になりつつあるいま、これまでの変遷を振り返りながら写真集完成に向けての展望を公開プレゼンテーションとして語っていただきます。

また写真展会期中限定で予約販売を行なっているプリントの制作についてもお話し頂きます。
20数年前に何者かが使っていた痕跡が残るものの、一時は海洋生物の飼育部屋として活用されていた、吉田寮の暗室。野村幹太はそこに再び引き伸ばし機を持ち込み、プリント作業を行いました。
印画紙は実際に吉田寮に残されたままの紙を使用しプリントされています。当日は実際のプリントを傍にその作業の過程は一体どのようなものだったのかお聞きします。

そしてオープニングでも自然と団欒を生んだ鍋を再びご用意致します。写真展の幕閉じを翌日に控えた夜に皆さまと鍋を囲めればと思います。

皆さまのご参加をお待ちしております。