[中止が決定しました]京都分室パプロル開催:12月12日(土)、13日(日)楠本涼展示「写真集“連師子”が生まれるまで」
このイベントの開催は中止が決定いたしました。
新型コロナ感染拡大による往来自粛要請に従い、上記の決定に至りました。
12月12日(土)、13日(日)楠本涼展示「写真集“連師子”が生まれるまで」を開催します。
※12/13開催の製本ワークショップ「獅子を綴じ込む」参加申込受付中です。
RPS京都分室パプロルの改築作業の合間を狙い、写真作品創造の場として生まれゆくパプロルと、RPSゆかりの作家の作品をご覧いただこうという試みです。
写真集「連獅子」は、日本舞踊家として国際的に活躍したやまとふみこさんの人生について、道を切り開くたくましさや、芸事や愛情の授受の曖昧さ・難しさに焦点をあてたもので、一冊の本を舞踊の演目「連獅子」になぞらえるようにまとめた作品です。
楠本が撮影したご本人写真のほか、過去に撮影された個人の写真や資料などを、本来の意味合いはもちろん、物語を伝えるための視覚的な情報として咀嚼・再構築することで、制作意図を伝えうる作品に仕上げています。
本作は、2018年にUnseen(オランダ)、2019年にFiebre Photobook (スペイン)、2020年にSIPF(シンガポール)とそれぞれブック部門でショートリストにノミネートされています。
今回、RPS京都分室パプロルで、楠本の本作りの過程で発生した制作物や、オリジナルの資料、参考資料や道具など、普段は表に出ることのない、彼のアトリエ再現的な展示を上記2日間の期間限定で展開します。
彼のダミーブック制作過程は、これまでRPSのワークショップの成果発表展(2018)や、ウェリントン大学(ニュージーランド)で披露されてきましたが、いずれも完成前のもので、実際にその変遷を完全に追える発表というのは今回が初めてです。
大きな写真プリントや整ったキャプションは会場には無い代わりに、彼の本作りの生の感覚をご覧いただいて、実際にどんな風に一冊の本を写真家が制作しているのかご覧いただけたら幸いです。
会期中、楠本は終日会場におり、自由に御観覧いただけます。
また、13日(日)は楠本の製本ワークショップも同時開催する予定ですので、ご興味のある方は、こちらもご検討いただけたら幸いです。
https://www.facebook.com/events/361942735131224/
このイベントの開催は中止が決定いたしました。
◎2020年12月12日(土)〜13日(日)13:00〜19:00
◎入場無料
◎ Reminders Photography Stronghold京都分室「パプロル」
〒602-8318 京都市上京区老松町603 七本松通五辻上ル
(千本釈迦堂の近く。京都市立翔鸞幼稚園の東側の向かいです)
◎近くにいくつかコインパーキングがありますが、事前の確保や割引等は当方で出来かねることご留意ください。
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写真集「連師子」の写真、動画はこちら
https://reminders-project.org/rps/ryokusumoto_kyotoworkshop2020/
写真集「連師子」の詳細/販売について
https://reminders-project.org/rps/renjishi_salejp/