RPS PHOTOBOOK MASTERCLASS 参加申し込み申し込み受付終了。
RPSはこれまでに写真家の作品の一つの形として「写真集」を重んじ、それに繋げる可能性を高めるためのワークショップ、機会作りに力を入れてきました。
個人での出版の可能性が大きく広がり、写真家自身が写真集を出していくという事も今では当たり前の様に行われています。業界における、また一般の人びとの写真集にたいする期待は更に高まっています。また私どもがこれまでに行った写真集制作ワークショップの参加者らの作品が世界中でも高い注目と評価を集める結果を導いてきました。そうした現状と経験を踏まえ、RPS photobook masterclassを開催する運びとなりました。
写真のクオリティとともに、デザインや装丁、本の全体像、コンセプト、コンテンツを重視、自身の本のターゲット層、また未来の読者、観客、のちに人の手に渡ることを意識し、ストーリーテラーとして自身の本を最終形へ導くための機会として参加頂くことを目的とします。参加者のみなさんにそれぞれのストーリーを最も有効な形で見せるデザインの可能性について次のレベルに持って行く挑戦をしていただくためのワークショップになります。
すでに写真集を作った事のある方、ダミーを作っている方、最終的に本にまとめる段階に達しているプロジェクトをお持ちの方、写真集制作ワークショップ(RPS以外でも勿論可)に参加した経験がある方。いずれかの経験がある方向けのワークショップになります。
講師には数々の名写真集をデザインして来たトゥーン・ファン・デル・ハイデン、サンドラ・ファン・デル・ドゥーレンを迎え、RPSキュレーターの後藤由美がともに担当いたします。
期間:2015年12月4日(金)、5日(土)、6日(日)および18日(金)、19日(土)、20(日)の計6日間
◎4と18日(いずれも金曜日、午後6時〜9時頃まで、時間は変更になる可能性があります)
◎5日、6日、19日、20日(午前11時〜午後7時頃まで(予定変更あり)、途中休憩あり)
日程やプログラムの詳しい内容やご準備頂くものなどは、参加が決定された方のみ、のちほどご連絡することになります。
場所:Reminders Photography Stronghold
東京都墨田区東向島2-38-5
参加費:88,000円(RPSメンバーは85,000円)
講師:トゥーン・ファン・デル・ハイデン、サンドラ・ファン・デル・ドゥーレン(Heijdens Karwei)、後藤 由美(RPS)
定員:10名
締め切り:受付は終了しました。
連絡先メール:masterclass@reminders-project.org または stronghold@reminders-project.org
!応募の前に参加ご希望の方は以下の項目にご自身があてはまるかどうかを確認の上、ご応募下さい。!
※1か2のいずれかに該当していること。3、4、5、6は必須になります。
- 写真集を作る準備が整った作品、プロジェクトをお持ちの方。
※応募時に整っていることが望ましい。そのため、事前のコンサルティングは予定されていません。ご希望の方はRPSのメンバーシップ(ISO100以上)にご登録の上、コンサルティングを別途受ける様にして下さい。担当はRPSキュレーターの後藤由美のみとなります。 - ダミー、本、過去に実際に制作した経験がおありの方、または写真集制作ワークショップに参加された経験がある方(RPS以外でも可)。
- ノートパソコンを持参し基本的な画像処理ソフトが使いこなせる事(photoshop、イラストレーター等がインストールされていること)、InDesignがインストールされており、これまで使った経験がある事が望ましい。
- 応募資料やその後の写真集制作時にテキストを英語でも準備できる事。
※ご自分が英語が出来なくても構いませんが、その準備が翻訳サービス等を使うなどしてでも可能である事。
※日本人の方は必ず日英でご用意下さい。
※ワークショップ内の使用言語は英語ですが講師が通訳も兼任します。 - ワークショップの日程を確認し参加が決定した際には必ず全日程時間厳守で参加出来る事。
※応募の時点でワークショップの全日程が確保出来ていることを前提でご応募下さい。 - 選考の結果、参加が決定された方で受講料を決められた期限までにお納め頂いた時点で参加確定となりますので、応募時には参加費納付の目処がついている事が望ましい。
以上をご確認の上、下記の項目①〜⑦まで応募要項の内容をもれなく日英併記でご提出下さい。
受付は終了しました。
①お名前
②Eメールアドレスと電話番号
③あなたの作品が見れるリンク、プロフィール
④写真集案、本の核を言い表す6つの言葉、キーワードをあげてください、コンテンツ、ストーリーをA4一枚にまとめて下さい。
⑤メインとなる写真や視覚的素材のデータ(使用する素材はのちに大幅に変更になる場合がありますが、参考資料として現時点でもっとも使用する可能性が高いとご自分の判断で思っているもの)15枚から45枚程度(多少の増減は問題ありません)
※それぞれのファイルの解像度72dpi、長辺が1200ピクセル以内、モニタ上で確認するためのデータですので、jpgにした時の1点のファイルサイズが最高でも200K以内で収まっていること。見せる順番が決まっている場合はファイル名を001.jpg等ナンバリングをすること、全てを一つのフォルダにまとめたものを圧縮、または順番にしたjpgを一つのpdfにまとめたものを応募資料とともに必ずメールに添付してお送り下さい。
⑥写真集制作経験、写真集制作ワークショップ参加経験の有無
有りの方は:
これまで制作した本について、ワークショップについて教えて下さい。
実際に作った本がある方は、見開きページを写真に撮ったもの(上記⑤の素材サイズであればメール添付可)、動画、PDFデータをそれぞれ外部のリンク先で閲覧出来る様にして頂き、リンク先を記して下さい。dropbox、またはgoogle drive推奨。応募締め切り時までリンクが切れない様に設定をお願いします。リンク切れの場合には応募資料不備ということで処理されてしまう事があります。
◉ワークショップ参加のご経験のある方は差し支えなければ、ワークショップの名称と内容、作った作品などを教えて下さい。
⑦英語能力の有無
※以上提出前に再確認して頂き、メールでmasterclass@reminders-project.orgへご応募下さい。
メール発送から72時間以上経過しても返信がない場合は、再送するかメールでお知らせ下さい。それでも返信が届かない場合は、最終的な連絡手段としてフェースブックページのメッセージからご連絡下さい。
フェースブックページは
https://www.facebook.com/Reminders.Photography.Stronghold
です。
※本応募は締め切り日を優先し定員に達した場合でも締め切りません。締め切り後、応募資料をもとに選考の上、参加の可否を返信にてお知らせいたします(8月中頃以降予定)。尚、応募後の参加の是非についての問い合わせには一切応じません。
講師について
トゥーン・ファン・デル・ハイデン、サンドラ・ファン・デル・ドゥーレン
グラフィックデザイナーでありアムステルダムのデザイン事務所Heijdens Karweiの創設者である。
これまでに数々の受賞歴のある写真集を手がけてきた。
これまでデザインを手がけた主な写真集
Rape of a Nation – Marcus Bleasedale
Latitude Zero – Monique Stauder
Black Passport – Stanley Greene,
Interrogations – Donald Weber
What We Wear – Pieter van den Boogert,
Diamond Matters and Via PanAm – Kadir van Lohuizen
War Porn – Christoph Bangert
Gold Coast – Ying Ang
Inshallah – Dima Gavrysh
When I was Six – Phillip Toledano
Belgian Autumn – Jan Rosseel.
http://www.heijdenskarwei.com/
受賞歴
http://www.heijdenskarwei.com/awards/
また、10年以上にわたりHeijdens Karweiは世界報道写真財団年鑑や写真展のデザインを担当。これまでにトゥーンはデン・ハーグの王立芸術アカデミー、ISSP、ICP、世界報道写真財団でのゲスト講師として教えるなど世界の主要な写真団体、関連組織の教育プログラムにも参加している。
最近開催されたローマでのワークショップ参加者による作品動画。このワークショップではRPSブックメーキング講師ヤン・ラッセルもトゥーンと共同で指導に当たった。
Rome Photo book Workshop with Teun van der Heijden and Jan Rosseel, June 2015 from Photography Workshop on Vimeo.