Justin Maxonワークショップ「プロジェクトの発展」応募受付開始、締め切りは10/30まで
RPSは第6回RPSグラント受賞写真家のジャスティン・マクソンを迎え、12月に2週末を利用したワークショップを開催します。
写真制作活動に行き詰まっている方、プロジェクトとして制作活動をすることに一から取り組んでみたい方、是非、参加ご検討下さい。
Justin Maxonワークショップ「プロジェクトの発展」
デジタルテクノロジーの到来によってこの世にはこれまでにないほどの「写真家」が溢れています。従来のメディアがプレッシャーで押しつぶされそうになっている世界においては、個々がフリーランスという立場で写真的活動を続けることはもはや不可能です。そこには成功という希望などはないと言えるでしょう。それ故に「写真家」独自のアプローチを見つけ出すことは、もはや避けられないことになっています。このワークショップではプロジェクトという概念から出発する写真制作活動のアイデアを講義と実践を交え、さらに発展させることを目的としています。これまでに撮影されたもの、あらたに撮影されたもので編集作業をし講評の機会を持ちます。さらにそこから発展していく事を想定し、案を練り直します。最終的にはマーケティングの方法、プロポーザルの書き方までを盛り込んだワークショップになります。
参加されるみなさんには個人のプロジェクトのみならず、参加者同士で広範囲にわたる対話を通し、個人特定のプロジェクトの方向性をどの様に組み立てていけばいいのかをともに考え抜きながら、プロジェクトの発展への大きな手がかりを掴む場としてご参加頂きたいと願っています。
実施期間:
パート①:12月13日(土)、14日(日)
パート②:12月20日(土)、21日(日)
パート①と②を受講していただく、全4日間のワークショップとなります。
午前10時から午後6時頃まで(※居残りによる自主的な作業は大歓迎です。その場合は午後10時頃まで)
講師:ジャスティン・マクソン、後藤由美
使用言語:英語、通訳あり
費用:55,000円、50,000円(RPSメンバー)
定員:12名
応募締め切り:10月30日
応募締め切り後間もなく、充実したワークショップを受けて頂くため、応募資料をもとにワークショップ開始前のコンサルティングを予定しております。講師後藤由美が担当します。
応募には以下を添えてstronghold@reminders-project.orgまで送って下さい。
①名前(フリガナ)
②連絡先(メールとメール以外の携帯電話番号)
③作品が参照出来るサイトやオンラインギャラリーのURL
④英語能力
以上までをA41枚。
◉プロジェクトのアイデア、新規、継続中のものをご用意下さい。
1. ポートフォリオを参照出来る低解像度の写真データをJPEGで20枚程度、送ってきて下さい。(解像度72dpiで長辺が1200ピクセル程度、それぞれ500K以下のファイルにしたものを一つのフォルダにまとめ、必ず圧縮してお送り下さい。個別のファイルをメール添付しないようにご注意下さい。
ファイル名には必ず名前を入れて下さい。例:Taro_Tama01.jpgと氏名とファイル番号で順番がわかる様にしてください)
※すでに撮影中の場合はプロジェクトのために撮影されたものをご用意下さい。
※これから取り組む場合は、これまでの作風がわかるものをポートフォリオにまとめてご準備下さい。
2. プロジェクト概要 (A4に1ページ内)
◎新規:さらに案をどの様に実現させていくか、最終的なプロジェクトのまとめ方のアイデアなどを盛り込んで下さい。
◎継続中:さらにプロジェクトがこれまでにどの様に取り組まれて来たのか、 最終的なプロジェクトのまとめ方のアイデアなどを盛り込んで下さい。
3. 取材計画表
参加決定後間もなくおよびWS期間中にも実践的な撮影を行って頂きます。コンサルティングの結果、撮影取材に関するアイデアを提案します。そのため、具体的な撮影計画がある場合は詳細に記載して下さい。
以上、応募資料A4で2枚にまとめて、写真素材の入ったフォルダに入れてともに圧縮して送って下さい。応募資料のファイル名もTaro_Tama-1.docなど名前が必ず判明出来る様に保存して下さい。
以上、みなさまのご参加を楽しみにお待ちしています。
講師ジャスティン・マクソンプロフィール:
ジャスティン・マクソン(1983年)はカリフォルニア北部の森の中の小さな街で生まれた。アーティストであり、ドキュメンタリー写真家。矛盾した争いや人道的な問題などの長期のプロジェクトを続け、芸術的な表現や新しい形を取り入れて発表している。
これまでの受賞歴は、世界報道写真賞、ユニセフ・イメージ・オブ・ザ・イヤー 、POYi、2008年Lucie Awards (年間最優秀賞)、PDNの最も期待される30人の写真家、世界報道写真財団のJoop Swart Masterclassに選出、2011年NPPAの “New America Award ” 、2012年Flash Forward Emerging Photographers を受賞。財団からはMagnum Foundation Emergency Fund、FotoVisura, The Alexia Foundation for World Peace, The Aaron Siskind Foundationなどから支援を受けている。
主な展覧会などは、The Musuem de Arte Acarigua – Araure inVenezeula , OneArts Space in New York , Second Floor Gallery in London , 25CPW Gallery in New York , the Bermuda National Gallery , the Rayko Gallery in San Francisco , Photoville Festival in New York , the Project Room in Chicago , the Exposure Gallery in San Francisco , the Singapore International Photography Festival , the LOOK3 Festival inCharlottesville , the Chobi Mela Festival in Bangladesh , the Lodz Fotofestiwal in Poland, the New York Photo Festival in Dumbo , and the Fotopub Festival in Slovenia、the LookBetween Festival in Charlottesville , the AnkorPhoto festival in Cambodia , and the Photography Days in Istanbul , and the Bursa Photo Festival in Turkey