8/8 午後7時から 【キュレーターに作品をピッチする日】ゲスト:アルデイド・デルガド
アメリカ・マイアミを拠点に活動するインディペンデントキュレーター、アルデイド・デルガドの来日に伴い、彼女が創設者となり立ち上げた「WOPHA」(女性写真家国際アーカイブ)での活動についてお話しいただく企画がこの度立ち上がりました。
前半にデルガドによるWOPHAの活動をご紹介いただくプレゼンテーション、そして後半に女性写真家(性自認が女性である方対象、応募により参加を募る)による公開ピッチレビューを行う形の進行を予定しております。近年日本のアートシーンにおいてもジェンダー意識の高まりが見られますが、そうした動きの先端とも言える活動を担ってきたデルガドのトークに参加し、実際に作品を見てもらえる貴重な機会となります。ふるってご参加ください、第一部、二部を通して見学のみの参加も歓迎、お申込みは不要です。
イベント内容
第1部(午後7時〜)
デルガド自身が2013年にオンライン・フェミニスト・アーカイブ「Catalog of Cuban Women Photographers」の制作を始めたことを発端に活動が始まった「WOPHA」(女性写真家国際アーカイブ)について、WOPHAが開催しているトリエンナーレ、そしてマイアミの写真界の女性たちの国際的なコミュニティのための出会いの場をどのように作っているかについて語っていただきます。
第2部(午後7時40分過ぎ〜、一人20分程度)
応募によって決定した女性(性自認が女性である方対象)の写真家3名程度による公開ピッチと、それに対するデルガドのレビューを一人ずつ行っていきます。作品を持参しピッチする参加については下記の「応募要項」をご覧ください。また見学のみでもご参加いただけます。見学のみについては事前の申し込みは必要ありません。作品をピッチしたい、レビューして欲しいという方のみ、応募要項に従ってお申し込みをお済ませ下さい。参加費は無料です。
【キュレーターに作品をピッチする日】
ゲスト:Aldeide Delgado | アルデイド・デルガド
トーク聞き手:後藤由美(Reminders Photography Stronghold)
イベント詳細
日時:8月8日(月)19:00-
第2部公開ピッチの参加具合により終了時間が予定より長く、または短くなる可能性あり。
会場:Reminders Photography Stronghold(東京都墨田区東向島2-38-5)
参加、見学入場料無料
【公開ピッチ参加者募集】
応募要項
◯女性写真家 ※性自認が女性である方対象
◯ピッチでプレゼンテーションできる作品をお持ちの方
◯英語能力(なくても可):通訳を必要とするか否か=口頭でのプレゼンになりますので、実際に聞き取り、それに対して応答する能力。それに該当しないという場合は通訳要と明記して下さい。必要に応じてRPSがフォローします。
◯募集人数:3人(※定員を上回る場合には応募頂いた資料をもとに参加頂く方を決定する場合があります)
◯参加費:無料
◯締め切り:2022年7月31日(日)
※こちらのイベントのネット配信はありません。トークと公開ピッチの見学をご希望の方は直接会場にお越しください。公開ピッチの見学について性別は問いません。見学の事前の予約は必要ありません。
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第2部ピッチセッションへの応募方法
下記のメールアドレス宛に
①お名前
②メールアドレス(確実に連絡がとれるものをお願いします)
③携帯電話番号(メール不達と思われる場合、SMSをお送りさせていただく場合がございます)
③現住所(在住する住所、郵便番号からご記入ください)
④作品の内容がわかるもの
※ピッチ予定のプロジェクトについてA4、1枚程度で説明をし、写真やその他レビューを希望する作品について素材を一つのフォルダにまとめ、圧縮するなどしてファイル転送やgoogle driveなどの機能を使って共有してください。期限がついたものは無効となることがありますので、ご注意下さい。
※会場に直接参加されることを前提にお申し込みください。
上記をご記入の上remindersphotographystronghold@gmail.com
へメールをお送りください。
ゲスト略歴
アルデイド・デルガドは、キューバ生まれ、マイアミ在住のインディペンデントラテン系美術史家、及びキュレーター。Women Photographers International Archive(WOPHA)の創設者・ディレクターでもある。これまでテート・モダン、ペレス美術館マイアミ(PAMM)、デポール美術館、キングス・カレッジ・ロンドン、カリフォルニア芸術大学(カルアーツ)、ニュースクールでの講義など、写真に関わる美術史フォーラムでのレビューやプレゼンテーションを行ってきた。2019年ナイト・アーツ・チャレンジ、2018年SAPS – La Talleraによる美術評論家フェローシップ、2017年TEOR/éTicaによる評論家エッセイの研究・制作フェローシップを受賞。また2021年には、世界初のWOPHAコングレス(”Women, Photography, and Feminisms” 2021年11月17日~20日)を開催。
また、ラテンアメリカ、カリブ海、ラテン系の文脈における写真と抽象化の歴史について、フェミニストと脱植民地主義の観点から執筆やキュレーションを行ってきた。WOPHA設立以前には、オンライン・フェミニスト・アーカイブ「Catalog of Cuban Women Photographers」を制作し、19世紀から現在までのキューバ写真史における女性の貢献に焦点を当てた初の調査となった。PAMMの国際女性委員会、PAMMのラテンアメリカ・ラテン系アート基金、USラテン系アートフォーラム、フェミニスト・アート連合とファスト・フォワードの運営委員会のメンバー。Women in Photographyの運営委員。