RPS製本ワークショップ 写真集「ぐるぐる」風の製本教えます  ~カバー作りと簡単な糸かがり~

自作本の出版に合わせ、6月に写真展「ぐるぐる」を開催する松村和彦が会期中、製本方法を教えます。子どもの誕生や祖母との死別を通じて命の頼りなさ、巡りを表現したストーリーの暗喩のため、カバーを何度も作り直しました。その結果、赤い糸を和紙の下にはわせ、血や「ぐるぐる」をモチーフにした表紙が生まれました。この方法で得られる「透ける」や「凹凸感」といった効果は様々な可能性を秘めているように思います。ワークショップではご自身が和紙に閉じ込めたい素材を持ち寄り、独特なカバー作りを目指します。もちろんハードカバー作りの技術的な面も学べます。
また、ゴムひもや洗濯ばさみを使うだけで簡単に糸かがりできる方法も教えます。製本台を買ったり、自作したりする必要はありません。ゴムひもはお持ち帰りいただきますので、自宅に帰ってすぐに製本が始められます。

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【作るもの】
①ぐるぐる流ハードカバー A5
②糸かがりした本文
※本文に印刷はしません。あくまで製本方法を学ぶワークショップです。ハードカバーと本文の合体はワークショップ後、自宅での作業になります。

【日時】 6月18日 午前10時から夕方まで(作業の進み方により終了時間は変わります)
【場所】 REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD
〒131-0032東京都墨田区東向島2-38-5
東武スカイツリーライン曳舟駅より徒歩6分、京成曳舟駅より徒歩5分
【参加費】 12,000円(RPSメンバーは10,000円)
【講師】 松村和彦(写真家)
【募集人数】7人(先着順。定員になりましたら締め切りとさせていただきます)
製本経験がなくても大丈夫です。写真家でなくてもどなたでもご参加いただけます。
【必要な道具】
和紙の下に入れたいもの 例)写真(ハイコントラストがおすすめ)、糸やひも、色紙など個性的なものをお持ちよりください。
その他、カッターや針など製本に必要な道具は参加者にお送りします。

参加ご希望の方はメールの件名に【RPS製本ワークショップ 写真集「ぐるぐる」風の製本教えます】と明記して頂き
①お名前、②連絡先、携帯電話番号とEメールアドレス(確実に送受信が可能なもの、こちらからの返信が届かない場合はメールを再送してください)
を明記の上、
stronghold@reminders-project.org
までお申し込み下さい。
※写真展は6月4日(土) 〜 26日(日)。午後1時 〜 7時。入場無料。自作本『ぐるぐる』は限定48部。1部15,000円。
https://www.facebook.com/events/1192223927457093/
WSに関するあれこれをFBアルバムにも随時写真付きでアップしているのでご覧になってみてください。

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製本ワークショップで取り組む内容を順次アップします。目玉の一つは製本台を使わない糸かがり。自宅のパソコン横のちょっとしたスペースでやってます。

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さて、いよいよ糸かがり。縦糸がわりの布テープをゴム紐で引っ張りあげています。高価な製本台はいりません。

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縫った後

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万力で挟んで、ボンドで背がため。 次回からは見返しやカバーについて書きます。