第12回「写真家と写真集をレビューする日:Mi-Yeon」9月23日開催!
RPS100メンバーでもある写真家Mi-Yeonさんの新刊写真集「Alone Together」が出ました!
出来上がりを真っ先にRPS図書室にご寄贈頂きました。今回はMi-Yeonさんがあらたに立ち上げた自主出版レーベルKaya booksから出版という形で作られています。この写真集についてもっとお話しを聞いてみたいと思い、今回写真家と写真集をレビューする日でその機会を設けたいと思います。サイン会もかねたイベントになります。
日時:2014年9月23日(火、休日)午後4時から
会場:reminders photography stronghold
参加費:1,000円(定員20名程度、参加費の100%はRPS図書室書籍購入資金にあてさせて頂きます。※RPSメンバー会員、当日書籍をお買い上げになられる方の参加費は無料となります)
ゲスト写真家:Mi-Yeon
司会:STRONGHOLD GALLERYキュレーター・後藤由美
◉ Alone Together
◉ kaya books
◉ 2014年9月1日
◉本体4,500円+税
お買い上げ頂いたその場にて署名入れをし、直接お渡しが可能です。事前の予約をご希望の方は、参加申し込み時にその旨、お書き添え下さい。
参加申し込みをご希望の方はこちらのフォームをご利用下さい。
参加の申し込みはこちら
または、メールにて①お名前(フリガナ)②EMAIL③参加希望人数④備考(連絡事項があればお知らせ下さい、書籍予約の希望のある場合はこちらにてお知らせ下さい、またその場合ご希望の部数もあわせてお知らせ下さい)と本文にお書き添え頂き、件名を「写真家と写真集をレビューする日:写真家・Mi-Yeon参加希望」としてお申し込み下さい。stronghold@reminders-project.org
【Alone Together】
「私はあなたのひいおばあさんだった、のかもしれない。
すれちがうあなたの顔を、私は知っている。
あるときから、この世に他人はいないと思うようになった。
この世に生まれることのなかった娘や、早すぎた友人たちの死が、
私にそう教えている気がする。
個々の存在として生きている私たちの一人ひとりが、
生を営むなかで、ある瞬間、ばったりと出会う。
そのとき、すべての固有名詞が剥がされ、この世に人の数だけいる、
“私”同士となり、それぞれの奥深くに息づく命の根源に、
まっすぐつながる。
大勢の人のなかにいると、私は消えてしまう。
“無数の私”、”大きい私”、のなかに。」ーー序文より。
韓国ソウル生まれ。1998年度仏。パリ写真学校「icart photo」で写真を学ぶ。
1991年より東京在住。
個展
2013 「Alone and Together」ギャラリー冬青/東京
2008 「リアルライフ」森岡書店/東京
2007 「そこであなたを見ていたの」アダン・オハナ・ギャラリー/東京
2003 「中年ビューティー」 foo/東京
2002 「2歳の瞬間(とき)」 せたがや文化財団・生活工房/東京
2001 「I was born ソウル・パリ・東京」 好文画廊/東京
2000 「EXISTENCE – Erigeron canadensis」モール/東京
2000 「EXISTENCE」 ギャラリートモス/東京
1995 「かたちのある街」モール/東京
出版物
2014 『Alone Together』(写真集)kaya books
2006 『月と太陽と詩と野菜』(長編小説) 角川春樹事務所
2006 「くらげ」(アンソロジー『ナナイロノコイ』に収録) 角川春樹事務所
2004 『LOVE LAND』(詩+写真) PHP研究所
2002 『いまここにいるよ』(エッセイ+写真) 偕成社
2001 『I was born ソウル・パリ・東京』(エッセイ+写真) 松柏社