追加募集決定！Eliseo Barbàraワークショップ Editing. The Final Choice

こちらのワークショップの締め切りを20日にいたしましたが、お問い合わせが相次いでいる状況で、2つのコースのうち②のワークショップの追加募集の受付けをさせて頂くことになりました（①のポートフォリオは締め切りました）。前回の締め切りを逃してしまったという方、是非、この機会にお申し込み下さい。

RPSグラントの第一回目から審査員として貢献してくれているMoST ArtistsのディレクターEliseo Barbàraとの①ポートフォリオレビュー（こちらは締め切りました）および②写真編集に特化したワークショップ（9/29まで追加募集を受付中です）を開催します。

編集作業はドキュメンタリー写真家や写真を使ったストーリーテラーにとって、もっとも難しいと言われている作業工程の一つです。概念が写真のなかで具現化され人びとの理解を促すことが要求されるだけでなく、さらにクリエイティブな能力が必要とされます。そのうえで出版や雑誌掲載、展示などに結びつけていく能力がさらに求められます。素晴らしいアイデアと一枚の質の高い写真で十分だということはまずありません。写真そのものに人びとの関心を起こさせる力がなく、それぞれの写真の関係性が成立していない場合、フォトエッセイとしては非常に弱い作品となってしまいます。また、フォトエッセイ、ストーリーには編集、並べ方に一つ以上の可能性があることを知ることも大切です。それは最終的なストーリーを届ける先、それをみる人びと（雑誌、写真展、本、スライドショー）を意識し、写真家としてのメッセージが伝わるものでなければいけません。他者の目線で写真を見ること、その眼でフォトストーリーの編集、並べ方の可能性について知ることを、このワークショップでは目指します。また、このワークショップでは国際的な雑誌や有名な写真プロジェクトを取り上げ、ケーススタディをしそれらの構成要素を分析する講義を行います。

これまでアジアの写真家たちに力を入れ、MoSTに所属する写真家たちを国際的なマーケット（MoST所属の写真家はこれまでにニューヨークタイムズ、COLORS、フィナンシャルタイムズ、Monocle,タイム、GEO、テレグラフマガジンなどに寄稿）に送り込んで来た実績を持った、経験と志確かな講師とともに、是非貴重な実り多い時間を過ごして頂けたらと思っています。
このワークショップが国際的なマーケットで活動する直接のきっかけに繋がる可能性は高いと思います。写真は編集次第で劇的に変化します。このワークショップの経験を今後のキャリアアップのために活かして頂けたらと願い、開催します。

MoST Artist所属ベトナムの女性写真家Maika Elan、2013年の世界報道写真賞部門賞を含む数々の世界的な賞を受賞しています。

Eliseo Barbàraワークショップ「Editing. The Final Choice」二つのコースがあります（①は締め切りましたので②のみ追加募集をいたします）。※応募締め切り9月29日
※追加募集決定！②10月13（日）、14日（月）午前11時から午後5時頃まで（お昼休憩あり）

◎講義（1時間）
◎ポートフォリオレビューと編集
ポートフォリオレビュー（30分）と、編集セッション 費用：37,000円（RPSメンバー35,000円）
※写真を撮りためて来たが、これまで作品としてまとめた経験のない方、出版、展示を想定した作品作りをしておられる方まで、幅広くご参加頂けます。
このワークショップでは以下のことを学びます
＋効果的な写真の並びと強いストーリーをつくる
＋自身のプロジェクトを他者の目線で見ること
＋本、雑誌などの既存の特集記事などの編集を分析してみる（自分の好きな本、雑誌のサンプルを参考にする）
＋自身のプロジェクトを様々なクライアントに提案すること
◎午後7時頃よりワークショップクロージングパーティを予定しています。

講師：Eliseo Barbàra（MoST Artists）、後藤由美（RPSキュレーター）
①10月12（土）午前11時から午後5時頃まで（お昼休憩あり）※締め切りました
◎ポートフォリオレビュー
一対一のマンツーマンレビュー（持ち時間30分）費用：22,000円（RPSメンバー20,000円）
※レビューを希望する作品をまとめてお持ち下さい。持ち時間は30分です。
※今の自分の可能性を探りたいという方は①のポートフォリオレビューをお受けになることをお薦めします。

※参加ご希望の方は、stronghold@reminders-project.orgまで以下の必要事項をあわせてお申し込み下さい。
①お名前（フリガナ）
②連絡先（メール以外の携帯電話番号など）
③作品が参照出来るサイトやオンラインギャラリーのURL
※②でレビュー、または編集セッションを受けたい作品にしてください、但し、ワークショップ時には多めの作品、別の作品に変更になってしまっても構いません。
④英語能力
※基本的に通訳を介してのレビュー、セッションになりますが、英語能力のある／なしを予めお知らせ下さい。

以上、みなさまのご参加をお待ちしています。