6/22 14時〜 写真集制作ワークショップ「PHOTOBOOK AS OBJECT 2025 KYOTO」公開プレゼンテーション

2025年6月22日(日)、写真集制作ワークショップ「Photobook as Object 2025 KYOTO」参加者による公開プレゼンテーションを開催いたします。

*午後2時よりギャラリーをオープンし、参加者によるダミーブックや資料をご自由にご覧いただけます。プレゼンテーションは午後2時30分頃より順次開始予定です。

PHOTOBOOK AS OBJECT 2025 KYOTOの様子

「Photobook as Object」は、ベルギーの写真家ヤン・ロッシール(Jan Rosseel)とRPSキュレーター後藤由美が講師を務める写真集制作ワークショップです。2014年の初回開催以来、世界各地から集まった写真家たちとともに、“触知できる写真集”を探求する場として継続されてきました。
2025年は東京・京都の2都市を舞台に開催され、6月はRPS KYOTO PAPEROLESにて京都会場プログラムが実施されています。参加者たちは6日間にわたり、写真集の構成、編集、造本について集中的に学び、思考と試行を重ねながらダミーブックの制作に取り組んできました。

今回のワークショップでは、それぞれの作家が自身の経験や内面と向き合いながら、怒りや記憶、沈黙、ケア、共同性、制度への批評やユーモアまで、多様な主題に挑みました。メキシコにおける女性の怒りや可視化されない暴力、見えにくいケアの実践と連帯、母との対話によって編まれる記憶の再構成、家族写真や映像をめぐる関係性の探究、風景や夢を通じた内面の省察、あるいは語ることと沈黙の狭間で立ち現れる感情。
いずれのプロジェクトにも共通するのは、「写真集」というかたちを通して、個人的な体験を社会や他者とつなげようとする誠実なまなざしです。
本イベントでは、そうしたプロセスの集積として、作家自身の声によるプレゼンテーションとともに、その成果となる最新のダミーブックをご覧いただけます。
今後さらなる展開が期待されるプロジェクトの数々を、ぜひ目撃してください。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。


【Photobook as Object 2025 KYOTO 参加者による公開プレゼンテーション】
※英語でのプレゼンテーションの場合、簡単な通訳が入ります。

◎日時:2025年6月22日(日)
午後2時〜 ギャラリーオープン
午後2時30分〜 公開プレゼンテーション開始予定

◎会場:RPS KYOTO PAPEROLES
京都市上京区老松町603

◎参加費:無料

◎申込:不要(事前予約は必要ありません)

◎定員:30名程度
※席数には限りがありますが、立ち見でのご参加も可能です。

◎参加者(予定)
※当日の公開プレゼンテーションは有志メンバーによる発表となります。滞在スケジュール等の都合により、一部参加者がキャンセルとなる可能性がございますので、あらかじめご了承ください。

<Photobook as Object 2025 KYOTO>
末松グニエ文 (日本)
– 和佐阿佑美(日本)
– ブレンダ・マリア・フェルナンデス(メキシコ)
– ガブリエル・クターニュ(フランス)
– 牛丸維人(日本)
– スヴェタ・カヴェリーナ(ロシア)
– ウッラ・シルト(フィンランド)
– イソク・ソン(韓国)

PHOTOBOOK AS OBJECT 2025 KYOTOの様子

PHOTOBOOK AS OBJECT 2025 KYOTOの様子

PHOTOBOOK AS OBJECT 2025 KYOTOの様子

PHOTOBOOK AS OBJECT 2025 KYOTOの様子

PHOTOBOOK AS OBJECT 2025 KYOTOの様子

PHOTOBOOK AS OBJECT 2025 KYOTOの様子

PHOTOBOOK AS OBJECT 2025 KYOTOの様子

PHOTOBOOK AS OBJECT 2025 KYOTOの様子

PHOTOBOOK AS OBJECT 2025 KYOTOの様子