実験的ワークショップアトラスラボ「アイデンティティを視覚化する」参加申し込み受付終了
RPSでは自分の写真の本質と向き合う試みをする実験的なワークショップを不定期で開催しています。今回はその第5弾。第14回RPSグラント受賞写真家アマク・マホモーディアンを講師に迎え、7月に4日間のワークショップを開催します。
このワークショップでは「アイデンティ」をテーマにストーリーテリングのプロジェクトに取り組んで頂き、自身の解釈に基づいた「アイデンティティ」の形を写真や視覚的素材等で表現すること、ストーリーテリングにおいて必要とされている一つの視覚芸術表現方法にワークショップでは実験的に取り組みます。また、編集や構成などを通していかに人に届けるか、最終形を意識し講師とともに模索しながらまとめることを目指します(最終的にプレゼンする形式は紙媒体で可能なものをイメージしています)。今取り組んでおられる独自のプロジェクトをご用意ください。またはこれから取り組もうとしているプロジェクトでも構いません。以前から取り組んでいるプロジェクトをこのワークショップ用にあらためて計画し直してみるというのもおススメです。今回の実験的なワークショップの成果により、独自表現の可能性を導き出し、新しい表現と見せ方の気づきをそのプロジェクトの中で実践してみることを目的としています。
ワークショップを開催するにあたり、こちらのページとは別に“I” IS AN EXPRESSION OF IDENTITY, NOT THE IDENTITY ITSELF(AMAK MAHMOODIANとの最近のやりとりから)を立ち上げました。参加を検討している方、講師アマク・マモーディアンの考える「アイデンティティ」とは何か、是非お目通し下さい。お申込みはこちらから→
日時:2017年7月16日(日)、17日(月・祝日)、29日(土)、30日(日)※のべ4日間2週末で行うワークショップです。)
会場:Reminders Photography Stronghold (および課外授業の可能性があります。)
費用:38,000円(RPS会員35,000円)
定員:10名程度
講師:アマク・マモーディアン (Amak Mahmoodian 、写真家)、後藤由美(RPSキュレーター)
※英語力があったほうが望ましいですが、ワークショップでは講師の後藤が通訳も兼任します。
応募は締め切りました。
アマック・マホモディアンのRPSにて7月に展示予定の写真シリーズとその他の作品、いずれも彼女の「アイデンティティ」にたいする問いがテーマの根底にあり視覚的表現作品となっている。
こちらのページとは別に“I” IS AN EXPRESSION OF IDENTITY, NOT THE IDENTITY ITSELF(AMAK MAHMOODIANとの最近のやりとりから)を立ち上げました。講師アマク・マモーディアンの考える「アイデンティティ」とは何か、是非お目通し下さい。
1980年、イラン出身。アーティスト、キュレーター。テヘラン美術大学にて写真とドキュメンタリーの修士号、2015年にはイギリスのサウスウェールズ大学でアート&フォトグラフィーの博士号を取得。彼女の作品は、個人的なものを表現し、一般的な問題へと関わるアイデンティティを主題としている。2016年には限定版の「Shenasnameh」の第1版を出版した。この本は、マリボル・フォトブック賞(スロベニア)の特別賞を授賞、ベスト・ブリティッシュ・ブックデザイン&プロダクション・オブ・ザ・イヤーにノミネートされた。Amak Mahmoodianの異なるプロジェクトは、Fフォトギャラリー、カーディフ、ブリストル、ロンドン、チェンナイのゲーテ・インスティテュートなどで展示された。イギリス在住。
http://www.amakmahmoodian.co.uk