写真家・亀山亮、新刊写真集「AFRIKA WAR JOURNAL」を語る。

間もなく写真集「AFRIKA WAR JOURNAL」を刊行する写真家・亀山亮君を招いたトークを9月1日に開催致します。
本に収められた写真にこめた写真家自身の思いを、直接聞いてみませんか?

当日、写真集「AFRIKA WAR JOURNAL」購入希望の方には書籍代金をお預かりし、引き換えに写真家のオリジナルプリントを差し上げます。そして、後日、写真家より書籍を送付するという方法で対応致します。普段は八丈島在住のため、彼のトークを直接聞けるのは貴重な機会です。是非、お誘いあわせの上、ご参加下さい。

日時:9月1日(土)午後4時から8時頃まで(6時頃までトーク、終了後はくつろぎながら時間を過ごして下さい)
会場:REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD
墨田区東向島2-38-5
参加費: 1,000円

亀山亮写真集 『AFRIKA WAR JOURNAL』
http://www.amazon.co.jp/AFRIKA-WAR-JOURNAL-%E4%BA%80%E5%B1%B1%E4%BA%AE%E5%86%99%E7%9C%9F%E9%9B%86-%E4%BA%80%E5%B1%B1/dp/4898153437
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コンゴ、リベリア、シエラレオネ、ブルンジ、スーダン、アンゴラ、ケニア
隻眼のカメラマンが見つめたブラックアフリカ
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本書は、亀山亮が2003年から2010年までアフリカの危険地帯で撮影した写真120点で構成。
今日も虐殺、レイプ、略奪――が繰り返されている、世界でもっとも悲惨な戦場の実態を、若き日本人カメラマンの視点で記録した写真集です。
巻末に著者の生い立ちと現在までの撮影の詳細を綴った110枚書き下ろし原稿を掲載しました。
遠く離れた国で苦しみに喘ぐ人たちと、著者の人生が交差するまでの軌跡を読むことができます。


決定的瞬間や戦闘場面ばかりを追い求めるのではなく、その場の空気感、現場で呻吟する人たちの息づかい、存在の片鱗を写真に残すことが大事だと思った。
それをどうやって写真に閉じ込めるのかはわからなかったが、現場に行かなくては何も始まらないことだけは確かだった。
――本文より

※書名の「AFRIKA」は、アフリカのスワヒリ語表記。スワヒリ語はアフリカ東岸部で広く使われている。
著者について
亀山 亮 (かめやま りょう)
1976年生まれ。1996年よりサパティスタ民族解放軍(先住民の権利獲得運動)など中南米の紛争地の撮影を始める。
2000年パレスチナ自治区ラマラで インティファーダ(住民蜂起)の取材中、イスラエル軍が撃ったゴム弾により左目を失明する。
現在はアフリカの紛争地を集中的に撮影。
パレスチナの写真で03年さがみはら写真新人賞、コニカフォトプレミオ特別賞。
著書に『Palestine:Intifada』『Re:WAR』『Documentary写真』『アフリカ 忘れ去られた戦争』などがある。