RPS京都分室パプロル・2023年度企画展・松村和彦 写真展「心の糸を紡ぐ」9/16-9/24

※RPS京都分室は現在クローズしております。次回オープンは2023/9/16-24になります。営業日程にご留意願います。

松村和彦「心の糸」 ©京都新聞社

 認知症について長年取材する松村和彦の写真展「心の糸を紡ぐ」を9月16日から24日までRPS京都分室パプロルで開催します。9月21日の世界アルツハイマーデーと、松村が同僚と共著で単行本「認知症700万人時代ーともに生きる社会へ」(かもがわ出版)を刊行したのに合わせて企画しました。

 松村は2017年から認知症についての長期プロジェクトを開始しました。自身が働く京都新聞の紙面やウェブ版で、2022年春のKG+SELECTではダミーブックを用いた写真展で、今春のKYOTOGRAPHIEでは町家を生かした展示空間と特別に制作した新聞で、そして、今夏には単行本で。さまざまなメディアを用いて認知症について学び、認知症から学べることを伝える機会を作ってきました。

 今展示では、これまでに取り組んださまざまな伝え方を辿ります。パプロルという空間に合わせた新たな伝え方も模索し、来場者に多角的な視点を提供します。

 世界アルツハイマーデーに合わせて、来場者が認知症について知り、気軽に話し合う場をつくることで、一人一人が心の糸を紡ぎ、単行本のタイトルにもなっている「ともに生きる社会」へと繋がっていくように願い、開催を決定しました。

 展示内容についてはSNSで情報を公開していく予定です。ご注目ください。

松村和彦 写真展「心の糸を紡ぐ」

◎会期:2023年9月16日(土) 〜 24日(日)
13:00~19:00 会期中無休、入場無料
※会期中に開場時間が変更になる場合があります。SNS等でお知らせいたします。

◎オープニングアーティストトーク: 2023年9月16日(土)午後7時~
※オンライン配信なし。是非会場にお越しください。予約不要。
※飲食の提供はございません。
※会期中、他にイベントを開催する場合がございます。SNS等でお知らせいたします。
※会期中に、作家著書の販売を予定しています。

◎会場:RPS京都分室パプロル

京都市上京区老松町603 または
京都市上京区老松町七本松通五辻上る603
で検索してください。

google mapへのリンクは
https://goo.gl/maps/1V5XyJ4kfuDk91F87
最寄りのバス停:上七軒、または千本今出川

問い合わせ:paperoles@reminders-project.org

松村和彦「心の糸」 ©京都新聞社

松村和彦「心の糸」 ©京都新聞社

松村和彦「心の糸」 ©京都新聞社

松村和彦「心の糸」 ©京都新聞社

松村和彦「心の糸」 ©京都新聞社

松村和彦「心の糸」 ©京都新聞社

松村和彦「心の糸」 ©京都新聞社

松村和彦「心の糸」 ©京都新聞社

松村 和彦

1980年生まれ。2003年、京都新聞社に入社。大切にしているテーマは「人生」「社会保障」「ケア」。  認知症を長期取材しており、新聞連載や雑誌で記事を掲載するほか、2022年にKG+SELECT、2023年にKYOTOGRAPHIEで写真展「心の糸」を開催。7月に単行本「認知症700万人時代ーともに生きる社会へ」を上梓した。  ほかのプロジェクトに、家族の生と死を通じて命のつながりを描いた「ぐるぐる」、医師の早川一光さんの人生を通じて日本の社会保障史をたどった「見えない虹」など。  2022年4月よりRPS京都分室パプロル分室長を務める。