ヤン・バニング来日記念クロストーク「戦争と人」10月12日開催!
10月10日よりアクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)の企画により日本で初の写真展を開催することが決定し来日する写真家ヤン・バニング。(※写真展会場はキッド・アイラック・アート・ホールとなります。http://wam-peace.org/20150730-2/)
RPSでは10月12日に彼を招いて、「HIROSHIMA 2015」写真展開催中の高橋健太郎とともに「戦争と人」をテーマにクロストークを開催することとなりました。
世界に強い影響力を与え続けるバニングによる「Comfort women」また「Traces of War」、また高橋が今年戦後70年に取り組んだ「HIROSHIMA 2015」、世代が違う二人、それぞれ育って来た背景も人生経験も異なります。しかしながら「戦争と人」を記録をする写真家という意味では同じ位置に立っています。
この二人のそれぞれの視点、被写体へのアプローチ、そして二人がその写真を通してみなさんに伝えたいこととは何なのか、写真とともにゆっくりとお話しを聞く時間を作りたいと思います。是非、この貴重な機会にご参加下さい。
会期 2015年10月12日(月・体育の日祝日)午後4時から
会場 Reminders Photography Strongholdギャラリー
東京都墨田区東向島2-38-5
入場料:1,000円(RPSメンバーは無料)※定員30名程度(お席がご用意出来るのが30程度となります。それ以上になります場合は立ち見でご参加頂く形になります。)
※あらかじめ参加申し込みをお願いします。お申し込み頂いた方のお席は先着順で確保いたします。
http://bit.ly/janbanning-talk2015
ゲスト:ヤン・バニング、高橋健太郎
司会:STRONGHOLD GALLERYキュレーター・後藤由美
ゲストプロフィール:
ヤン・バニング/Jan Banning
アーテイスト/写真家。蘭領東インド(現インドネシア)出身の両親のもとに生まれたこと、大学で歴史を専攻したことがテーマやその手法に影響を与える。祖父と父が日本軍による強制労働の被害者で、父を含めたオランダ人とインドネシア人の強制労働被害者をとらえた「Traces of War」シリーズ、アフリカ・マラウイの最も貧しい人々、あるいは官僚主義や刑事司法など、権力や戦争の陰で見えなくされてきたものを問う作品を発表してきた。国際的に大きな評価を得ており、雑誌での掲載や受賞も多数、国内外の美術館で作品が所蔵されている。1954年生まれ、オランダ在住。
高橋健太郎
写真家高橋 健太郎は1989年、横浜生まれ。
2012年、青山学院大学社会情報学部卒業。
卒業と同時にスイス人の写真家Andreas Seibertのアシスタントとなる。2013年以降、自身のプロジェクトを撮影し始める。2014年、多摩川を題材にしたプロジェクトでJörg Colberg主催のConscientious Portfolio Competition 2014にArianna Rinaldoによってセレクトされる。同プロジェクトで第9回RPS Grant受賞。
彼の作品はThe New York Times(米紙)、Le Monde(仏紙)等で紹介されている。