実験的ワークショップアトラスラボ「ビジュアルストーリーテリングをパッケージ化する」参加申し込み受付を終了しました。

実験的ワークショップアトラスラボ「ビジュアルストーリーテリングをパッケージ化する」参加申し込み受付を終了しました。ご応募、ご検討いただいた皆様、ありがとうございました。

リマインダーズ・フォトグラフィー・ストロングホールド(RPS)では自分の写真の本質と向き合い、あらたな写真表現への挑戦を試みる実験的なワークショップ「アトラスラボ」をテーマを決め不定期で開催しています。

今回はRPSでもアーティストブックの制作や企画展を通して作品発表を行い、新作「Hijack Geni」を6月のRPS企画展として発表する作家の千賀健史氏をゲスト講師に迎え、RPSキュレーター後藤由美とともに「ビジュアルストーリーテリング」をテーマにしたワークショップを開催いたします。

実験的ワークショップアトラスラボ「ビジュアルストーリーテリングをパッケージ化する」artwork by Moe Suzuki

RPSでは「happn」を皮切りに、「Bird, Night and then」「The Suicide Boom」と発表を続け、最新作「Hijack Geni」の発表が期待されている千賀氏の作品は、いずれも多様な視覚表現を用い、主題となる物語を伝える技術が卓越しています。事実を語るだけでなく、見るものの心を動かす、被写体や事象にふさわしい表現とはなにかを考え抜き作品を作り上げていきます。人間の脳が好むと言われるビジュアルを多用し、パッケージ化された物語表現を効果的に聴衆に届け、その世界に引き込むのです。このような技術と表現に触れながら、ご自身の作品に最もふさわしいビジュアルストーリーテリングを「パッケージ」としてまとめてみることに挑戦してみませんか。

すでに取り組んでいるプロジェクト、またはこれから取り組みたいと思っているプロジェクトで、今回のテーマに相応しいものをご用意下さい。または、なんとなく考えているアイデアでも構いません。ワークショップの中で、その輪郭をはっきりとさせ、取り組むべき内容を決定することができます。

ワークショップは毎週土曜日に開催され、参加者同士のブレインストーミング、講師からの提案や意見などを通して作品を発展させ、さらにそれぞれのテーマの交換などで、新たな視点や表現方法と出会うための試行錯誤を繰り返していきます。これまで過去に撮影したイメージからも、物語を伝達するための視覚材料を発掘する作業にも力を入れます。

最終形態はポートフォリオ、展示構成、本などに繋げていくための試作品など、それぞれが区切りをつけて終了します。※写真集を本格的に制作することを目的としたワークショップではありません。

[日程]2022年5月14日(土)、21日(土)、28日(土)、6月4日(土)
※毎週土曜日に行うワークショップです。重要:全日程参加可能であることを前提にお申し込みください。
[時間]13:00〜20:00

※進行次第で開催時間が変更になる可能性がございます。詳細な日程は後日ご連絡差し上げます。
[会場]Reminders Photography Stronghold
東京都墨田区東向島2-38-5
[参加費]44,000円、RPS会員38,500円
※消費税を含みます
[定員]10名程度
応募締め切り:2022年4月30日(土)
(※締め切りを待たず、応募頂いた方から順次応募資料を拝見し、参加の可否についてご連絡をすることがあります。その場合、参加費のお支払いを済ませて頂いた方からお席確定となる場合があります。ご希望の方はお早めにお申し込みください。)

◉参加確定後のスケジュールイメージ
[ワークショップ参加費支払い期限]即日、最終期限:5月9日(月)
全日程参加確実な方、参加費お支払いの目処を立ててお申し込みをお願いします。

[事前オリエンテーション]2022年5月10日(火)
※ワークショップ開催前には講師による具体的なワークショップの説明を行うオリエンテーションを予定しております。ワークショップが初めてという方も是非、ご参加ください。
※時間帯や開催方法に関しては参加決定者にお伝えいたします。

※最終的な作品編集、制作時に各自パソコンを持ち込んで作業が出来ること、画像や編集に関するアプリケーションがワークショップ期間中に使えることを確実にして下さい。但し、参加者それぞれの作品の方向性次第で必要がなく使わない可能性もあります。

お問い合わせ先:atlas-lab@reminders-project.org
※事務局からのメールがスパムフォルダに振り分けられることがあります。応募後には必ず24時間以内に返信をお送りしますので、スパムフォルダも含め、メールの確認をお願いします。スパムフォルダにメールを発見したときには、迷惑メールではない設定をするなどして今後の連絡に備えてください。

実験的ワークショップアトラスラボ「ビジュアルストーリーテリングをパッケージ化する」参加申し込み受付を終了しました。ご応募、ご検討いただいた皆様、ありがとうございました。

講師、千賀健史の作品より「ビジュアルストーリーテリング」参考画像

©︎Kenji Chiga / Hijack Geni

©︎Kenji Chiga / Hijack Geni

©︎Kenji Chiga / Hijack Geni

©︎Kenji Chiga / Hijack Geni

©︎Kenji Chiga / happn

©︎Kenji Chiga / happn

©︎Kenji Chiga / happn

©︎Kenji Chiga / happnダミーブック

©︎Kenji Chiga / happnダミーブック

©︎Kenji Chiga / Bird, Night and then

©︎Kenji Chiga / Bird, Night and then

©︎Kenji Chiga / Bird, Night and then

©︎Kenji Chiga / The Suicide Boom

©︎Kenji Chiga / The Suicide Boom

©︎Kenji Chiga / The Suicide Boom

©︎Kenji Chiga / The Suicide Boom

©︎Kenji Chiga / The Suicide Boom

The Suicide Boom展示プラン

The Suicide Boom展示風景 / Breda Photo Festival

The Suicide Boom展示風景 / 大理国际影会展场

PROFILE | 千賀健史
1982年、滋賀県に生まれる。大阪大学卒業。
目に見えないもの、撮影が困難なものをコンセプチュアルな手法で視覚化することを得意とする。
リサーチを中心としたドキュメンタリー作品を制作し、インディペンデント・キュレーターの後藤由美氏に「日本の現代社会、文化、歴史の問題を世界に向けて視覚的な物語として提示したい時に思い浮かぶ写真家の一人であり、複雑な物語構造を視覚化する能力は他の追随を許さない」と評され、手作りの写真集もダミーブックアワードなどで高く評価されている。
第16回フォト「1_wall」でグランプリ、「The Luma Rencontres Dummy Book Award Arles」でショートリスト入り、「Dali International Photography Festival」で最優秀新人写真家賞を受賞し、2021年British Journal of Photographyが選ぶ今年注目の写真家に選ばれている。
作品の一部は清里フォトアートミュージアムのパーマネントコレクションとして収蔵されている。