RPS実験的ワークショップアトラスラボ第三回「THE BACK PAGE REVISITED」参加申し込み受付開始!
6/25追加:
※すでに締め切りは過ぎましたが、実際に参加してみたかったけど、敷居が高くて迷っていたという方から参加のご希望がありましたので本日受け付けました。7/4の午後2時より、参加される方が集まって行うオリエンテーションに見学をかねて参加したいという方がいましたら、事務局までお早めに(最低でも前日まで)メールでご連絡下さい(※ギャラリーに直接来て尋ねて頂く事も可能です)。その際にも募集要項にある内容をメール本文内に記して(不明なものは省略して構いません)atlas-lab@reminders-project.orgまでお送り下さい。
7/4のオリエンテーションに参加出来る方が優先となります(1名程度)。
過去に開催した手作り本ワークショップの参加者のなかから有志で立ち上がった「手作り本はダイヤの原石」定まった活動形態はありませんが、一つの企画として写真家が撮りおろしで完成させる出版物「the back page revisited」を制作。その後もこのプロジェクトにたいする高い関心を受けて過去に実践型のワークショップを開催いたしました。今回も11月にRPS企画展「PATH IN BETWEEN(仮)」を予定している木村肇くんを講師に迎え、写真の本質と向き合う試みをする実験的なワークショップ「アトラスラボ」の一貫として開催することとなりました。
国内で過去に起きた事件を取り上げ取材撮影を計画実行し、それをまとめて最終的にはニュースプリントを作るというのが最終成果となります。過去に起こった事件を視覚的にどう再現してみるか?それぞれの視点と手法と表現方法をいろいろと試み、形にしてて頂きたいと思っています。
これまでの制作、ワークショップで取り上げられた事件一例:
https://reminders-project.org/rps/backpage_launchjp/
the back page revisitedステートメント:
ありふれたいつもの場所、とりたてて特徴のない景色、多くの人が行き交い集う公共の領域。あるいは極めて個人的な空間。それらの場所でかつて人が人の命を奪い、人が人を陥れるために残酷な計画を実行し、罪の証拠を隠蔽し、亡骸を遺棄し、自分自身の存在理由を見いだせず、また社会からの風当たりを恐れて人を殺め、自身を殺めた。世間を震撼させたあの一件が起きたあの場所の今、そこには、過去の一件を彷彿とさせる、私たちの本能に問いかける痕跡がいまも残っているのだろうか。(キュレーター:RPS後藤由美)
何を撮ろうか考えるところから始まり、同じテーマなのに、個性を出すための工夫など、誰でも写真が撮れる時代だからこそ、考えねばならぬことを考えてみるのにもいいきっかけになると思います。また、撮りおろしの企画なので、参加する人はみな同じスタート地点に立っています。これまでの経験が写真やアイデアに反映されることはあっても、始まりの時点で、何が出来上がるのかわからないのは誰もが同じです。そして、撮ったものを編集し、インデザインを使ってパソコンの上で組んで出力し、実際に自分の手でまとめてみるまでが体験出来ます。全体的に今の時代の写真家に求められるあらゆるスキルを持ち合わせる術を試して頂けるワークショップになります。※プロジェクトの考案取材撮影し(ワークショップ前に完了しておくこと)、編集、それをどうまとめるのか、具体的にはどうやってレイアウトして人に見せるものに仕上げて行くのか(インデザインを使用)、そして出力、製本という流れです。
◉開催日時:11月21日(土)、22日(日)、28日(土)、29日(日)計4日間、午後1時〜7時頃まで
※この日程以前に取材、撮影を済ませて頂きます。このワークショップ期間には撮りためた写真をお持ち頂き編集、レイアウト、印刷、製本へ送るという所までを行います。
※この期間内であれば、平日に来て作業をしていただくことも可能です。(午後1時から7時まで)
◉2015年7月5日(日曜日)午後1時〜3時に全体のオリエンテーションを予定しています。そのときまでに計画を具体化し相談して頂き、そこから実行して頂くことが出来ます。またはすでに撮り始めた!という方はお持ち下さい。来られないので、メールかスカイプで相談したいという方はご相談に応じます。
◉会場:Reminders Photography Stronghold 東京都墨田区東向島2-38-5 ユートリヤ すみだ生涯学習センター横(最寄り駅は東武曳舟駅 / 東武東向島駅 / 京成曳舟駅)
◉ワークショップ参加費用:25,000円(RPSメンバーは20,000円)
※材料費(紙、印刷代程度)は含まれていません。
◉講師:木村肇、後藤由美
◉応募締め切り:2015年5月31日(日)
※すでに締め切りは過ぎましたが、実際に参加してみたかったけど、敷居が高くて迷っていたという方から参加のご希望がありましたので本日受け付けました。7/4の午後2時より、参加される方が集まって行うオリエンテーションに見学をかねて参加したいという方がいましたら、事務局までお早めに(最低でも前日まで)メールでご連絡下さい(※ギャラリーに直接来て尋ねて頂く事も可能です)。その際にも募集要項にある内容をメール本文内に記して(不明なものは省略して構いません)atlas-lab@reminders-project.orgまでお送り下さい。
7/4のオリエンテーションに参加出来る方が優先となりま1す(1名程度)。
◉定員:10名 ※参加費をお納め頂き参加確定が決定した時点から取材撮影を開始して頂けます。
◉募集要項
①名前:
②住所:
③電話番号:
④メールアドレス:
⑤the back page revisitedで取り上げる予定の事件(暫定的な案でも可。応募の時点で数件あっても可、取り組む段階で実行するものを決定してください)
⑥取材、撮影、表現方法の計画
⑦これまでの作品が参照出来るリンク等:
※応募資料は万全を期してご提出下さい。⑤と⑥は特に重要な項目です。
参加希望の方は件名を「アトラスラボ:THE BACKPAGE REVISITED参加希望」と明記の上、ご連絡下さい。(atlas-lab@reminders-project.orgまで)
寄稿写真家が取り上げている事件についてはこちらのサイトをご覧下さい。
https://reminders-project.org/rps/backpage_launchjp/
講師:木村肇プロフィール
木村肇(キムラハジメ)
1982年、千葉県生まれ。芝浦工業大学工学部建築学科卒。写真家。
主な受賞歴に上野彦馬九州産業大学賞(2011、日本)、世界報道写真財団ジュープスワートマスタークラス(2012、オランダ)、バッテンフォール写真賞(2012、ドイツ)、コニカミノルタフォトプレミオ特別賞(2013、日本)、アルテラグーナ写真賞(2014、イタリア)。また日本の新潟を中心に5年間撮り続けて出版された写真集「谺」はシンガポールで開催されたIPA写真賞2013度の写真集部門でグランプリに選ばれる。
ブックダミー賞として、“Changjiang”がUnseen dummybook award 2013(オランダ)でショートリストに、“Scrap book”はKasse dummybook award2014(ドイツ)が第3位を受賞。受賞作である同タイトルが出版化されることになり、2015年6月にドイツのVerlag kettlerから刊行予定。
その他、タイム、ニューヨークタイムス、ニューズウィーク、ボストングローブ、ルモンドマガジン、エスクァイアなどにも写真を寄稿している。