【先着順受付】ATLAS LAB ポートレイトの遠心力 ──写真家とキュレーターがともに導く、表現と関係性のワークショップ 講師:佐々木康+後藤由美 |応募締切:2025年12月25日(日本時間23時59分)
ATLAS LAB ポートレイトの遠心力 ──写真家とキュレーターがともに導く、表現と関係性のワークショップ
人の存在を見つめ、作品にするための4日間
佐々木康写真展「XEPCOH ヘルソンーミサイルの降る夜に」では、多くの方々にご来場いただき、作品を通じてさまざまな感想や対話が生まれました。
とりわけ、ポートレイトを通して人間の存在に真正面から向き合う佐々木の姿勢や、写真を介したまなざしの深さに心を動かされたという声が多数寄せられました。
私たちも、その撮影に向き合う姿勢や思考、現場での対話を、より多くの方と共有したいと考え、このたび佐々木康とRPSキュレーター後藤由美によるポートレイトワークショップ「ATLAS LAB ポートレイトの遠心力」を企画しました。
ポートレイトは、単なる肖像写真にとどまりません。
被写体の表情や仕草、その背後にある物語や沈黙、時には言葉にできない思い、時代や社会の空気までもが、一枚の写真のなかに静かに息づきます。
本ワークショップでは、リマインダーズフォトグラフィーストロングホールドで開催された写真展「XEPCOH ヘルソンーミサイルの降る夜に」をともに企画・運営した写真家とキュレーターの二人が、それぞれの立場から現場で培った経験を活かし、多角的な視点と実践的な対話で、参加者一人ひとりの表現に寄り添います。
なぜいまポートレイトなのか。
人を撮るという行為にどんな意味があるのか。
このワークショップは、経験の有無を問わず、“人の存在”を見つめ、自分なりの表現を模索したい方すべてに開かれています。
ぜひこの機会にご参加いただき、
佐々木康が作品を通じて投げかける“問い”や、現場で積み重ねてきた実践を、ご自身のプロジェクトに活かしていただければと思います。
みなさまのご応募をお待ちしています。
ワークショップの内容・進め方
本ワークショップでは、参加者全員でブレインストーミングを行い、それぞれが「人を撮る」というテーマから自分なりの問いや切り口を見つけ、リサーチ、イメージ収集、ポートレイト撮影を重ねます。
撮影で得た写真を編集・構成し、「どんなポートレイトが人に届くのか」「被写体の存在をどう作品に立ち上げるのか」を講師とともに模索していきます。
すでに進めているプロジェクトの中でポートレイトの可能性を深めたい方や、これまで挑戦したことのない新しい人物表現に取り組みたい方にも最適です。ポートレイトを通じて表現の幅を広げ、新たな発見や気づきを作品制作に活かすことを目的としています。
試行錯誤のプロセスそのものを大切にしながら、自分にとって本当に意味のあるポートレイト表現を見出していく4日間となります。
開催概要
講師
佐々木康(写真家)、後藤由美(RPSキュレーター)
日程(全4日間)
2026年
1月31日(土)、2月1日(日)、2月14日(土)、2月15日(日)
※のべ4日間(2週末)で行うワークショップです。必ず全日程をご確認のうえ、問題なくご参加いただける方のみお申し込みください。
時間
10:00~19:00(進行により変更となる場合があります)
会場
Reminders Photography Stronghold
東京都墨田区東向島2-38-5
参加費
一般:55,000円(税込)
RPSメンバー:49,500円(税込)
定員
10名程度(先着順/定員に達し次第締切)
※今回は先着順で参加決定となります。締め切り日を待たず、定員に達し次第、受付を終了する場合があります。
応募締切
2025年12月25日(日本時間23時59分)
お問い合わせ
atlas-lab@reminders-project.org
注意事項
- 全日程に参加可能な方を対象としています。
- 詳細なスケジュールや持ち物などは、お申込み後に個別にご案内いたします。
- 最終的な作品編集・制作時に各自パソコンを持ち込んで作業できること、画像や編集に関するアプリケーションがワークショップ期間中に使えることを事前にご確認ください(ただし、作品の方向性によってはPCを使用しない場合もあります)。
4日間の主な内容
DAY 1|テーマの核心を探る:ポートレイトの必然性とは何か
- 自己紹介とプロジェクトの共有
- 被写体を通して社会や背景を読み解く視点
- 被写体との距離・関係性の築き方、ポートレイトの倫理
- 各自の撮影計画の立案
DAY 2|実践撮影:光と距離の中で“存在”を掴む
- 個別/グループでのポートレイト撮影(課外撮影の可能性あり)
- 光や影、環境、身体性を意識した実践
- 現場でのコミュニケーションと倫理
- 撮影後レビューと方向性の調整
DAY 3|編集・構成:ポートレイトを物語へ変換する
- 撮影素材の吟味とセレクト
- 「伝わる/伝わらない」ポートレイトの基準について議論
- シークエンスや組写真、見せ方の実験
- ステートメントや構成プランの検討
DAY 4|最終形を探る:作品提示と講評
- 最終編集と完成形の提示(展示/ブックレット/オンラインなど多様な形を想定)
- それぞれのプロジェクトの今後の方向性
- 講師・参加者による講評とフィードバック
※実際の内容は進行状況によって変更することがあります。
このワークショップは、「人を撮ること」に込めたあなた自身の問いや関心を深め、新たな一歩を踏み出すきっかけとなるはずです。
皆さまのご参加をお待ちしています。
応募はこちらのフォームよりお願いします。
フォームが表示されない場合は、こちらのリンクhttps://forms.gle/MtnbH37jzsEKUBaE8からお申し込みを完了してください。
佐々木康による作品例・掲載例:












