2017年 フォトブック・ワークショップ「Photobook as object」応募受付を終了しました。
2017年 フォトブック・ワークショップ「Photobook as object」応募受付を終了しました。
2014年度に第1回目を開催し参加者の作った本が世界のフォトブックシーンで話題になり、大きな成果を収めたワークショップ。その後2015年度に続き2016年度も開催。そして2017年にも開催することが決定し、第4回目となります。「本以上の存在感がある作品、内容が触知出来、理解を更に深める事を可能にする本」、最終形をそうイメージし、完成度の高いブックメーキングを目指します。詳しくは下記内容をご確認頂くと更にご理解頂けると思います。
call for applications! 2017 RPS photobook making workshop “Photobook as object” by February 20th. from REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD on Vimeo.
▲映像 編集 / 撮影 : 岡本裕志 音楽 : 上水流 諒 書き起こし : タン・リー・クエン
期間:2017年5月12日(金)13日(土)14(日)19日(金)20日(土)21日(日)の6日間
◎12と19日(午後6時〜9時頃まで、時間変更の可能性あり)
◎上記以外は午前11時〜午後7時頃まで、開始時間の変更あり(早まる可能性あり)途中休憩あり、延長あり
場所:RPS(Reminders Photography Stronghold)
参加費:75,000円(RPSメンバーは70,000円)
講師:ヤン・ラッセル(フォトブックメーキング)/後藤 由美(プロジェクト案、構成、編集、ワークショップ事前のコンサルティング)
2017年 フォトブック・ワークショップ「Photobook as object」応募受付を終了しました。
尚、申し込み終了後に受付のメールが24時間を経過しても届かない場合は申込みが完了していない事が考えられます。その際はメールをあらためてお送り下さい。2月末までに参加の可否をメールでお知らせしますので、事前の問い合わせはお控え下さい。また、参加確定後に間もなく参加費をお納め頂けない場合はキャンセル扱いとなります。
ご注意下さい:参加確定後にご連絡のないまま参加費のお振込確認が出来ず連絡が途絶えてしまう、または突然キャンセルをされる事例が発生しておりますので、確定後には必ず全日程、最後まで参加する意志をお持ちの方、また参加費の融通に目処が立っている方のみ参加申し込みをお願いします。尚、参加費については5月の開催までに分割して全額を納めて頂くという方法も可能です、ご相談頂ければ可能な限り対応させて頂きます。
内容:
ワークショップでは、デザインや装丁、写真のクオリティとともに、本の全体像、コンセプト、コンテンツを重視し各自手作りで制作します。手で作ったという単なる満足感で終わるのではなく、その手から人の手に渡ることを意識して下さい。主題は各自パーソナルなストーリーに取り組むこと。それを1冊の本としてまとめることを目指します。そのため、事前の念入りな準備、素材集め、撮影などを済ませておく必要がありますが、方向性は参加が決定した時点でコンサルティングを行います。体験コースとしてのワークショップというよりも、作品作りに真剣に取り組む方を対象とします。また、参加時にはノートパソコン(インデザインがインストールされたもの)を必ずご用意下さい。※フォトショップ、ライトルーム、イラストレーター、インデザインを使い慣れている事が望ましい。
準備するもの:
参加者の方はフォトプロジェクトをご用意下さい。または取りかかって下さい。題材はパーソナル「個人的」であること。個人的と言っても、他の人のストーリーや架空のストーリー、そしてあなたが可視化したストーリーでも構いません。取り上げる題材が極めて個人的であること。しかしながら、社会とのなんらかの因縁があると考えられるものを題材とし、本にまとめるための素材を集めて下さい。
※講師の一人写真家のヤン・ラッセルは「ベルギーの秋」と題した本を28部制作、かつて自分の父親も犠牲になった事件をテーマに、念入りな調査をし、写真や資料などを収集、それを丁寧に一つの本にまとめあげ、大きな評価を得ました。個人的でありながら、社会との因縁も深い、構成も綿密で丁寧、非の打ち所のない傑作です。
素材として、写真だけでなく、誰かによって撮影されたfound photo、または物質、書類、手紙などを使う事が出来ます(あくまでも例なので、制限はありませんが、使用の許諾を取れているものとします)。テキストを使用する場合は事前に用意して下さい。使用予定のものは事前に英語翻訳をしておくこと。
これらは最終的に一つの本としてまとめられたときに、意味をなすものでなくてはなりませんが、集めるだけ集め、それを選択してまとめるという事も出来ます。ワークショップが始まる前のこの段階の資料を集めるという行為に自分がどれだけ丁寧に向き合えるかが最終成果に影響してきます。そして、その際に、それらの意味を一つ一つ問う行為、プロセスこそが重要でもあります。
これら付属的なものとは別に、メインとなる写真を用意して下さい。編集をして最終決定となる写真を選ぶため、少し多めに迷いのあるものも含めて多めにご用意下さい。プリントして用意されたものはダミー作成時に使用する可能性があります。編集作業ではA6程度のサイズがあれば大丈夫です。追加で必要な場合はギャラリーにて出力も可能ですので、デジタルファイルでも出来るだけ多めにご用意下さい。
※迷いのある場合はコンサルティング内で相談して下さい。ここで準備した素材を最終的に使わない可能性もあります。
過去のワークショップの様子はこちらからご覧頂けます。
2014 https://www.facebook.com/media/set/?set=a.470326259735713.1073741873.272539266181081&type=3
2015 https://www.facebook.com/media/set/?set=a.651984961569841.1073741960.272539266181081&type=3
2016 https://www.facebook.com/media/set/?set=a.796077343827268.1073741993.272539266181081&type=1&l=7aa48f51a0
プログラム:
◉参加が決定した方には、ワークショップ前までの期間中、最高2回までのコンサルティングを行います。
これはフォトプロジェクトについて、また制作する本について、具体的にマンツーマンで行います。ワークショップ開催まで、個々に日時を指定して頂き行います。面談、またはスカイプにて行います。担当:RPSキュレーター・後藤由美、英語が可能な方はヤン・ラッセルとのスカイプ面談も可能です。
◉一日目(夜)
手作り本の可能性についてプレゼンテーションをし、材料やコンセプト、テクニックについて話します。参加者の方の自己紹介、作品に関するアイデアも紹介して頂きます。
二日目
持ち寄った写真を編集し、フォトブックのラフレイアウトを実際に素材を使って考えていきます。
三日目、四日目、五日目、六日目
最終的なレイアウトをし、すべてを一つにまとめてフォトブックを完成させます。参加者は最低一冊のフォトブックを完成させて持ち帰る予定。
応募には以下を添えてphotobookmaking@reminders-project.orgまで送って下さい。
①名前(フリガナ)
②連絡先(メールとメール以外の携帯電話番号)
③作品が参照出来るサイトやオンラインギャラリーのURL、今回ワークショップで取り組む予定のもの、本のプロジェクトであること。
④英語能力の有無
⑤本プロジェクトのアイデア(400字程度=A4文書一ページで収まる範囲、英語翻訳もご用意下さい)
プロジェクトの全概要と詳細なコンテンツ(写真、文、ほか使用素材内容)プランを含めて下さい。
※すでに撮影している方は、作品を低解像度のJPEGで送ってきて下さい。(解像度72dpiで長辺が1200ピクセル程度、それぞれ500K以下のファイルにしたものを一つのpdfかフォルダにまとめ、必ず圧縮してお送り下さい。個別のファイルをメール添付しないようにご注意下さい。)あるいは③と同じURLで参照出来るものをそちらに含めて下さい。※添付が大きくなる場合はメールの不着が予想されますので、メール送信後に念のため、添付付きのメールを送付した旨を後追いメールでお知らせ頂くと不着事故を防げます。任意で必要があればお送り下さい。
講師ヤン・ラッセルについて:
ベルギーにて1979年生まれる。現在ベルギーとオランダを拠点に活動。
ヤンはもともと料理人としてのキャリアを積み、フランス、スペイン、ニューヨークの有名なレストランで働いたあと、オランダにて中国語を勉強することを決意。中国での交換留学中にクラスで学ぶのではなく、ストリートに出て学ぶことを選ぶ。その際、カメラを持ち、中国の季節労働者たちの記録を開始する。その後、デンマークのthe Danish School of Media and Journalismでフォトジャーナリズムを専攻、オランダThe Royal academy of arts in The Hagueにてドキュメンタリー写真を専攻。オランダではおもに社会問題に注目して活動。これまでにオランダ、ベルギー、グルジア、アルメニア、パレスチナ、イスラエル、キューバ、ラオス、中国で撮影、社会問題の大小に関わらず、そのストーリーにもっともふさわしい伝え方とは何なのかを模索してきた。現在は歴史的な出来事、記憶認識に関するストーリーに取り組んでいる。
これまでにワークショップで取り組まれ作り出された写真集たち
YOSHIKATSU FUJII’S RED STRING TRADE EDITION 2016 SOLD OUT THANK YOU! from REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD on Vimeo.
Hand made photobook “silent histories” by Kazuma Obara from Kazuma Obara on Vimeo.
THE HANDMADE PHOTOBOOK ”THE PATH OF MILLION PENS” BY MIKI HASEGAWA from REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD on Vimeo.
MI-YEON’S HANDMADE PHOTOBOOK “I AND THOU” [SOLD OUT] from REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD on Vimeo.
AVAILABLE NOW! HIROSHI OKAMOTO HANDMADE PHOTOBOOK “RECRUIT” from REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD on Vimeo.
[SOLD OUT NOW THANK YOU! ] Tell me, how do you pronounce a hyphen? by Julia Mejnertsen from REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD on Vimeo.
JUNPEI UEDA’S ARTISTBOOK “PICTURE OF MY LIFE” PRE-ORDER AVAILABLE NOW! from REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD on Vimeo.
ALESSANDRO PERINI’S OPERATION OLYMPIAD IS NOW AVAILABLE! from REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD on Vimeo.
Kazuya Urakawa’s artistbook “Tokyo Perspective” now available! – 浦川和也アーティストブック「TOKYO PERSPECTIVE」 from REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD on Vimeo.