藤元敬二 写真集「Forget-me-not」オンライン予約受け付け開始(83部限定、受注生産)

© KEIJI FUJIMOTO/Forget-me-not

2016年5月に写真家ヤン·ラッセルと後藤由美によって開催されたワークショップPHOTOBOOK AS AN OBJECTの参加者の一人、藤元敬二のアーティストブック「Forget-me-not」のオンライン販売を開始いたします。
自らも同性愛者として育った藤元は、2014年より約一年にわたりケニアに暮らしながら現地の同性愛者たちを撮影していました。本写真集は、そんな藤元がケニアやウガンダに暮らす友人たちの姿と自らの幼少期、青年期、そして現在を重ねて制作されました。光と影、朝日と闇夜の狭間で揺れる男たちの姿を、写真とこれまでに自身が描き続けてた絵、日記などとあわせて編集をしています。
尚、この本は印刷から製本までの全行程を作家自身が担い、藤元自身の誕生年である1983年に因んで83部の完全限定生産されます。また、この制作を記念しRPSでは9月9日から24日まで企画展開催と同時に刊行を予定しています。

『Forget-me-not』
真っ白なシャツに包まれた、まばゆいばかりに黒い肌の少年。将来の夢はパイロット。かつて空が好きだった男の部屋には、いつも幼少期の写真が飾られていた。
あの頃の夢は幻想となり、彼の室内には衣服が散乱している。家族や友人に偽ったゲイである自身への後ろめたさ、恋人と過ごす淡き安らぎ、そして丸裸の時に表れる自己嫌悪という感情連鎖の中に彼はいま存在している。
たぶん僕たちは似たもの同士だったのであろう。共に迷惑な人間であり、周囲の調和を乱す元凶だった。だからこそ僕たちは少数者であり、また友人になり得たのだ。
窓の外がすこしづつ深紫から青に変わっていく。また朝がやってきたのか。
「そろそろ出かける時間だから」
つぶやいた先に、彼の表情は不自然に明るくなり、負の感情を包み隠す。視線が現実世界への焦点を合わせ、体は汚れたシャツを身にまとう。
開いたドアの外の世界には、青すぎるケニアの空が広がっていた。

藤元敬二

◎冊子: 168ページ
◎写真75点+絵20点+その他のイメージ: 13点
◎言語:日英語版
◎サイズ:175 x 250mm
◎部数: 83部(受注生産)
◎写真・イメージ制作・文章・編集・印刷・作画・製本: 藤元敬二
本書は、リマインダーズ·フォトグラフィー·ストロングホールドにて2016年に開催された後藤由美氏とヤン·ラッセルによるワークショップ「PHOTOBOOK AS AN OBJECT」において、コンセプト、編集、アートディレクションを発展させて制作されました。
◎9,160円 全エディション、署名入り(送料500円)

本写真集は9月9日から24日までRPSで企画展開催と同時に刊行を予定していますので、9月に入ってから制作を開始、完成次第、発送となります。ご注文確定間もなくのお届けにはなりませんのでご注意下さい。発送に2~3ヶ月かかる場合もございますので予めご了承下さい。

ご希望の方は、ご注文時のメール件名に必ず、「Forget-me-not」注文希望とお書き下さい。
①お名前(フリガナ)
②住所(必ず〒番号を入れて下さい)③電話番号④Eメールアドレス⑤ご希望部数⑥お受け取り方法、郵送ご希望の方は明記してください。とくに何も記載がない場合は発送扱いとさせて頂きます。
以上を明記したメールをphotobook@reminders-project.orgへお送り下さい。
尚、ご注文を頂くだけではご注文完了となりません。ご注文の確定は代金のお支払い後となりますので、メールでお送りするお支払い、お振込案内をご確認の上、ご対応お願い致します。メールをお送りしてから1週間以内にお支払いの確認が出来ない場合はご予約確定とならず、自動的にキャンセルとなる事があります。予めご了承下さい。
尚、ご面倒でもお振込後にメールでご連絡頂けますと、その時点で確定の処理をさせて頂きます。よろしくお願いします。

藤元敬二写真集「Forget-me-not」のページ見開きより:

© KEIJI FUJIMOTO/Forget-me-not

© KEIJI FUJIMOTO/Forget-me-not

© KEIJI FUJIMOTO/Forget-me-not

© KEIJI FUJIMOTO/Forget-me-not

© KEIJI FUJIMOTO/Forget-me-not

© KEIJI FUJIMOTO/Forget-me-not

© KEIJI FUJIMOTO/Forget-me-not

© KEIJI FUJIMOTO/Forget-me-not

© KEIJI FUJIMOTO/Forget-me-not

© KEIJI FUJIMOTO/Forget-me-not