第一回ウォールグラント受賞者 ダイアナ・マルコシアン写真展

2012年冬期(12月15日締め切り)に70を超える応募資料から、4人のグラント審査員Svetlana Bachevanova、 Marc Prüst、 Manik Katyal 、Eliseo Barbàraが選出し決定した第一回ウォールグラント受賞者、アルメニア人ドキュメンタリー写真家のダイアナ・マルコシアン(Diana Markosian)の写真展が4月13日から始まります!
是非、みなさま期間中お誘い合わせの上、写真展に足をお運び下さい。
彼女も間もなく来日し、ワークショップも4月の2週末を利用して(合計5日間)行われます。最終日には参加者の発表および公開レビューと写真展のクロージングパーティあり。是非、楽しみにしていて下さい!

日時:2013年4月13日(土)〜4月30日(火)午後1時から〜午後7時まで(期間中は無休)
会場:reminders photography stronghold
入場料:無料

クロージングパーティ
ダイアナ・マルコシアンワークショップ参加者のプレゼンテーションおよび公開レビューと講師ダイアナ・マルコシアンによるトークイベントおよびクロージングパーティーを開催いたします。
日時:2013年4月29日 午後1時〜午後7時まで
◎午後1時半よりワークショップ参加者のプレゼンテーションおよび公開レビュー開始
◎午後4時よりダイアナ・マルコシアントークイベント、写真展、ワークショップ総評とクロージングパーティ
参加費:1,000円(1ソフトドリンク付き、RPSメンバーは無料)
司会:STRONGHOLD GALLERYキュレーター・後藤由美

参加の申し込みはこちら

こちらは写真展フライヤー2種です。是非このページから、シェア、ツイートするなどしてご利用下さい。みなさまのお知り合いにも広めて頂けると幸いです。

582412_345783762189964_1781968887_n
555048_345783758856631_1783207381_n

dm

彼女のプロジェクト、「Goodby My Chechnya」は、ただ婚前交渉を持ったという噂が殺されてしまうに十分な理由となる、チェチェンの若い女性たちについて。近年チェチェンでは、イスラム教の復権に伴い、政府はどの村にもモスクを建設してきました。このプロジェクトでは、2度の戦争を目撃し、近年急激にムスリム国家として再定義しつつあるチェチェンの若いムスリムの女性たちの人生を記録しています。


Goodbye My Chechnya

チェチェンの若い女性にとって、最も純粋な行為が法を犯すことを意味することがある。
チェチェンの女性は喫煙で逮捕され得るが、婚前交渉を持つことは名誉殺人に帰することがある。異を唱えた勇気ある数少ないの女性たちは、チェチェン政府のターゲットとなってしまう。
20年近くも続いた戦争と70年もの宗教を一切否定したソビエト支配の後、現代のチェチェンはイスラムの復権が進んでいる。チェチェン政府は各村にモスクを建設し、公立の学校に礼拝室を設け、男性にも女性にもより厳格なイスラム教の服装をすることを強制している。
このプロジェクトは、2度の戦争の恐怖を目撃し、ムスリム国家として近年急激に再定義しつつあるチェチェンの若いムスリムの女性たちの生を記録するものだ。

プロフィール
ダイアナ・マルコシアン バイオ
ドキュメンタリー写真家、ライター。
これまでにロシア領北コーカサス山脈、タジキスタンのシルクロード、アフガニスタン東北のワハン回廊などで取材。
彼女の写真や記事はThe New York Times、The Sunday Times Magazine、Foreign Policy、Foto8、Time.com、The London Times、Boston Globe、Human Rights Watch、Amnesty Internationalその他にて掲載されている。コロンビア大学ジャーナリズム大学院に於いて修士課程を修了している。
http://www.dianamarkosian.com/