第21回RPSグラント受賞者: Javier Alvarez

2019年12月に申し込みが締め切られた第21回Reminders Photography Strongholdグラントにて3名の受賞が決定しました。トマス・ラズニーのプロポーザル「Erna Helena Anja」デイヴィッド・スタインバーグのプロポーザル「Ouroboros」ハビエル・アルバレスのプロポーザル「PREDIO」です。
審査員は、アンドレイ・ポリカノフ、エリック・ブルーン、エメリン・ヤング、モニカ・アレンデ、ペギー・スー・アミソン、ステートン・ウィンターの6名です。

写真展の開催は2021年に予定しております。ぜひご期待ください。

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

PREDIO 2013-2020

90年代、ブラジルのサンパウロでは、労働者とプロレタリア階級の活動家が廃墟に不法に住み着くようになった。
現在では40を超える組織を自称するグループが何百もの放棄された物件を「不法占拠」し、ホームレス家族、移民、学生、労働者がそこに住むようになった。

妥当な住居を得られない不確実な状況のなか、不法占拠されている13階建ての「マルコーニ」では、オフィスを改造した約4.5〜10㎡の部屋に約400名が住んでいる。
その中で、家(感情的なつながりとアイデンティティの空間)の概念は、安定した未来の記憶と経験と同様に不確実になっている。マルコーニとは、人生のストーリーが郷愁と喪失の共有の体験を持つ場所なのだ。

マルコーニの住人たちの生活の体験談のいくつかが私達に投げかけた疑問は、我々の都市の中でどれだけの深みを見ることができるのか、住居の問題にどのように対応しているのか、誰が組織するのか、これら全ての中での真の犯罪はどこに在るのか、それを見られる、あるいは見られないのは誰か、である。

「PREDIO」は南米の歴史的コンテキストの中における都市の難局、そして我々のアイデンティティと共有の記憶の中に何を置き去りにするのかについての対話を促している。
2013年から私は「マルコーニ」ビルを訪れるようになった。その間、私はコミュニティの一員として迎えられ、毎年2〜3回、6週間〜最長8週間の間そこに住むことができた。
この一連の作品は、写真シリーズ、ビデオ映像、インタビュー、アーカイブス、個人的な旅日記のコラージュで構成されている。

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

©︎ Javier Alvarez / PREDIO / the 21st RPS grantee

プロフィール | ハビエル・アルバレス / Javier Alvarez
ハビエル・アルバレスは、放棄されたコミュニティーにおける社会問題と人権を主な主題にするチリ出身のドキュメンタリー写真家。

個人的な作品、コミッション作品のほか、ブラジルの活動団体で独立した報道プラットフォームのMidiaNinjaへの寄稿もしている。

日本語翻訳:奥山美由紀